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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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アキュフェーズ株式会社は、MCS回路を搭載した純A級ステレオパワーアンプ「A-60」を5月初旬に発売する。価格は997,500円。 純A級で動作し、MOS FET素子を採用したAシリーズの最新モデル。定格出力は480W×2ch(1Ω)、240W×2ch(2Ω)、120W×2ch(4Ω)、60W×2ch(8Ω)。ブリッジ接続したモノフォニック仕様時の出力は960W(2Ω)、480W(4Ω)、240W(8Ω)となっている。 入力部に、同社のモノラルパワーアンプ「M-8000」や、ステレオパワーアンプ「P-7000」にも採用された「MCS(Multiple Circuit Summing-up)回路」を採用。同回路を純A級方式で動作させることで、低雑音化を図り、音の個性や潜在能力を引き出すという。 増幅方式にはカレント・フィードバック回路を使用。出力段には、パワーMOS FETを1チャンネルあたり10ペアのパラレル・プッシュプル駆動させ、低インピーダンス化を実現。筐体左右のアルミダイキャスト製ヒートシンクと組み合わせて、インピーダンスの低いスピーカーでも安定したドライブができるという。 電源部は容量約1,000VAの電源トランスと、82,000μF×2の平滑コンデンサで構成。トランスは高効率スーパーリング・トロイダル型で、電気的・機械的な外部への影響を防ぐため、アルミダイキャストケースに収納している。 入力端子はバランス、アンバランスを各1系統装備。内部の信号経路は金によるプレート化が行なわれているが、使用頻度の高い入力端子には通常の約10倍の厚みを持った金プレート処理を施している。スピーカーターミナルは、Yラグやバナナ・プラグにも対応した大型のものを搭載している。 フロントパネルにはデジタルパワーメータと、バーグラフのアナログメータの2種類を装備。デジタルメーターは、DSPの演算処理を通して、スピーカーの実装インピーダンスに基づく真の電力値を表示するという。外形寸法は465×545×238mm(幅×奥行き×高さ)、重量は45.1kg。 【主な仕様】
http://www.accuphase.co.jp/ □ニュースリリース http://www.accuphase.co.jp/a-60.htm □製品情報(PDF) http://www.accuphase.co.jp/photo/a-60.pdf □関連記事 【2003年5月16日】アキュフェーズ、MCS回路を搭載したステレオパワーアンプ -低インピーダンス化を追求、負荷1Ω時に1,000W×2chの出力 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030516/accu.htm
(2004年4月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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