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松下電器産業株式会社は、ドルビー・バーチャルスピーカー技術を採用し、2.1chスピーカーでサラウンドを実現するというシアターシステム「SC-HT03」を6月10日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。なお、カラーリングはシルバーのみとなっている。 間接音をDSPでリアルタイムに演算し、クロストークキャンセルなどを行なうことで、2.1chスピーカーで5.1chに迫るサラウンドを実現するというドルビー・バーチャルスピーカー回路を搭載。省スペースで設置や配線の手間を省きながら、手軽にシアターサラウンドが楽しめるとしている。
センターユニットは光デジタル入力を2系統、同軸デジタル入力を1系統装備し、ドルビーデジタル、DTSデコーダも内蔵。また、アナログ音声入力も4系統用意し、FM/AMチューナも内蔵している。外形寸法は430×287×68mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2kg。
フロントスピーカーはトールボーイタイプで、スタンドとスピーカー部が分離可能。テレビサイズや視聴環境に合わせて、高さを678~1,138mmの間で調節できる。2ウェイ2スピーカーのバスレフとなっており、ユニットは65mm径のフルレンジと60mm径のリングシェイプドドーム型ツイータを各1基搭載する。外形寸法は240×240×678~1,138mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.7kg。
アクティブサブウーファは170mm径のコーン型ウーファを1基搭載。アンプ部の定格出力はサブウーファ用が190W(4Ω時)。さらに、フロントスピーカー用のアンプも内蔵しており、出力は55W×2ch(6Ω時)となっている。外形寸法は209×463×361mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.3kg。
サブウーファにフロント用のアンプを内蔵した理由について同社は「アンプ部とフロントスピーカーを長いケーブルで接続する不安定要因を排除するため」としており、短いケーブルと新開発のアクティブ・カレント・フィードバック回路を併用することで、歪みを抑えながら低域の再生能力を向上させたという。
ほかにも、音の変化をグラフィックで表示するスペクトラムアナライザや、ソフトに合わせた音響効果を選択できる5種類のSFC機能、サブウーファの出力レベルを独立して調節する機能なども備えている。 付属のリモコンはDIGAシリーズなどと共通のデザインを採用。DIGAだけでなく、同社のテレビやDVDプレーヤー、VHSビデオデッキなどの基本操作が行なえる。
□松下電器のホームページ
(2004年5月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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