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日立、720pパネル/レンズシフト機能搭載の液晶プロジェクタ
-F1.7/1.6倍ズームの「Woooハイビジョンレンズ」を搭載


6月10日発売

標準価格:262,500円

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 株式会社日立製作所は、720pのハイビジョンパネルを採用した液晶プロジェクタ「PJ-TX100J」を6月10日より発売する。価格は262,500円。愛称は「プロジェクターWooo(ウー)」。

 光学エンジンやアイリス機構を新開発し、レンズはF1.7~F2.4の大口径1.6倍ズームレンズ。新開発のレンズは非球面レンズに加え、ED(Extra Low Dispersion)レンズを4枚使用して、焦点ずれによる色滲みなどを抑えた。ズーム/フォーカスともに手動。

 パネルは、720pのリアル表示に対応する0.7型1,280×720ドットの16:9液晶。コントラスト比は1,200:1、輝度は1,200ルーメン。上下2.5画面、左右1.5画面分移動可能なレンズシフト機能を搭載する。

 画質面では、2-3プルダウンによるプログレッシブ表示、10bitデジタルガンマなどを搭載。ノーマル/シネマ/ミュージック/スポーツ/ダイナミックの5つの映像モードを用意している。

 視聴環境に合わせて階調表現をリモコンで10段階に調節できる「電動可変アイリス機構」により、手軽にコントラストや黒レベルの調整ができる。また、8つの調整ポイントに分割してガンマ補正を行なう「ガンマイコライジング調整」や、RGBそれぞれのバランスを調整できる「カラーバランス調整」機能も装備。4つまでの調整設定を登録できる「マイメモリー」も備えている。

 ランプは150W UHB。映像入力端子はコンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統と、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1、HDCP対応DVI-Dを装備する。9ピンのミニD-Subコントロール端子も備えている。

 前面排気設計により、設置の自由度を増したほか、大型ファンの採用などにより、ファンノイズを29dB(標準モード)/26dB(静音モード)まで低減した。消費電力は220W。外形寸法は340×280×110mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.4kg。

□日立製作所のホームページ
http://av.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/05/0512.html
□製品情報
http://av.hitachi.co.jp/homeproj/lineup/tx100j/index.html
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(2004年5月12日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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