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富士通テン株式会社は、ハイエンドカーオーディオ「ECLIPSE(イクリプス) Sound Monitor」シリーズの高音質技術を継承したというCD/MDレシーバ「E5504CMT」を7月1日に発売する。また、2ウェイのトレードインスピーカーユニット6モデルと、センタースピーカー1モデルの計7機種も同日に発売する。各モデルの仕様と価格は下表の通り。
■E5504CMT
CDデッキとMDデッキ、メモリースティックスロット、FM/AMチューナで構成されるCD/MDレシーバ。CD部はMP3/WMAファイルを収録したCD-R/RWの再生に対応。アンプ部の最大出力は50W×4ch(4Ω)のMOS FETアンプを内蔵。32MBのMGメモリースティックを同梱する。
最大の特徴は、同社が提供するECLIPSE専用サーバ「E-iSERV」にPCでアクセスし、専用のWEBページ上でタイムアライメントやクロスオーバー周波数、パラメトリックイコライザの設定が行なえること。
設定はメモリースティック経由で本体にインプット可能。PCを使うことで、複雑な調整も簡単にカスタマイズできるという。また、測定用のマイクも付属しており、車中の周波数特性をユーザーが測定。その結果をメモリースティック経由でPCに転送し、E-iSERVで自動調整を行ない、再び補正データをカーオーディオに戻すこともできる。 同社は「こだわりを持ったユーザーの細かいカスタマイズ要求に応えながら、専門的な知識や熟練した耳を持たない人でも手軽に高度な音場補正ができる」としている。
ほかにも、MP3/WMA/ATRAC3などの圧縮音楽ファイルの欠落した音を補正するという「マルチハーモナイザー」、「24bit ADVANCED MULTI-BitΔΣD/Aコンバータ」などを搭載。ディスプレイはVFディスプレイを採用しており、3パターンの動画を再生して車内を演出するという。
■スピーカーユニット
E1674GST/1734GT/1634GTの3モデルは、振動板にECLIPSE Sound Monitor「SGX-TD5」と同じ「A-MFコーン」を採用。均一性が高く、余分な振動を発生させないため、低域の歪み感のない再生音を実現したという。 さらに、ボイスコイルを直接振動板に接着するボビンレス構造を採用。振動伝達のロスを低減したほか、90kHzまでの超高域再生に対応した。また、磁気回路内のひずみを低減するという「銅リング磁気回路」も採用している。
また、コーンの背面で発生した空気の流れをスムーズに排出する形状を施したというアルミダイキャストフレームを使用している。
E1674GSTは、設置後でも角度が変えられる「可変ツイータ」を装備。ハイカットフィルターも用意する。 E504CSPは、7cmのフルレンジユニットを搭載したセンタースピーカー。最大出力20Wのアンプを内蔵。銅キャップを採用することで、磁気回路に発生する電流ひずみを抑えたという。
□富士通テンのホームページ
(2004年5月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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