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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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カシオ株式会社は、デジタル無線伝送を採用した10V型防水液晶テレビ「XFER(エクスファー) XF-1000」を6月13日に発売する。価格は178,500円。月産台数は3,000台を見込んでいる。 防水リモコンや、充電スタンド、壁掛け用スタンド、外部機器コントローラ、アンテナ2分配プラグなど同梱したオールインワンパッケージとなっている。 XFERシリーズはディスプレイ部と、チューナ部を無線LANを使用して分離した液晶テレビ製品。同社では2002年9月に「XFER」シリーズとして、8V型「XF-800」、6V型「XF-600」の2機種を発売している。 ディスプレイ部とリモコンは、JIS防水保護等級6耐水形相当(いかなる方向からの水の直接噴流を受けても内部に水が入らないもの)の防水仕様となっている。チューナ部でAV信号をMPEG-2圧縮(ビットレート6Mbps)し、IEEE 802.11b準拠の2.4GHz帯でディスプレイに送信する。また、選局や外部接続機器の制御は、ディスプレイ部から2.4GHz帯でチューナ部に送信される。伝送距離は約30m。 XF-1000では、液晶画面を10V型(640×480ドット)に大型化したほか、バッテリにリチウムイオン充電池を採用し、電池持続時間約3時間15分(標準モード)、約4時間(節電モード)を実現した。ディスプレイ部は、付属のACアダプタを接続した充電スタンドに置くことで、自動的に充電が開始される。フル充電には約3.5時間かかり、充電しながらの視聴もできる。 チューナ部の入力端子も従来のコポジット/ステレオ音声各1系統から、S映像/コポジット/ステレオ音声入力を2系統に強化。ただし、カメラ端子は省かれている。チューナの外部入力に接続したビデオやDVDのリモコン受光部に向けて、付属の外部機器コントローラを設置すれば、付属のリモコンで外部機器の操作も可能。ディスプレイのボタンまたは、リモコン操作でチューナの呼び出しブザーを鳴らすこともできる。
そのほかの機能として、広がりと奥行感のあるサウンドを実現するという「スペシャライザー3D回路」や、最大60分まで1分単位で設定できる「カウントダウンタイマー」なども装備している。
□カシオのホームページ (2004年5月19日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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