カシオ計算機株式会社は、無線LANを使用した防水液晶テレビ「XFER(エクスファー)」2機種を発売する。8V型の「XF-800」と、6V型「XF-600」の2機種をラインナップ。発売日は「XF-800」が9月21日、「XF-600」が10月下旬で、価格はそれぞれ160,000円、125,000円となっている。 XFERはディスプレイ部と、チューナ部を無線LANを使用して分離した液晶テレビ。チューナ部でAV信号をMPEG-2圧縮(ビットレート6Mbps)し、IEEE802.11b準拠の2.4GHz帯でディスプレイに送信する。また、選局や外部接続機器の制御は、ディスプレイ部から2.4GHz帯でチューナ部に送信される。伝送距離は約30m。同社ではXFERを、防水液晶テレビの最上位モデルと位置付けている。 XF-800と、XF-600の違いは画面サイズのみで、それ以外の仕様は同じ。防水リモコンや、充電スタンド、壁掛け用スタンド、外部機器コントローラ、アンテナ2分配プラグなど同梱したオールインワンパッケージとなっている。 ディスプレイ部は、JIS防水保護等級6耐水形相当(いかなる方向からの水の直接噴流を受けても内部に水が入らないもの)の防水仕様で、厚さ4.5cmの薄型設計。また、付属のリモコンも、防水仕様(JIS防水保護等級6耐水形相当)となっている。 チューナ部には、コポジット/ステレオ音声入力を1系統装備。チューナの外部入力に接続したビデオやDVDのリモコン受光部に向けて、付属の外部機器コントローラを設置すれば、付属の防水リモコンで外部機器の操作も可能。
そのほかにも、カメラ端子に別売の小型カメラ「CK-2CS」(2万円)を接続したり、ディスプレイのボタンまたは、リモコン操作でチューナの呼び出しブザーを鳴らすこともできる。 ディスプレイ部は、付属のACアダプタを接続した充電スタンドに置くことで、自動的に充電が開始される。フル充電には約2時間かかり、約2時間(XF-600で約2.5時間)の連続視聴が可能。充電スタンドにおいて、充電しながらの視聴もできる。
パッケージには、壁掛け用スタンドが2個付属しており、バスルームとキッチンなど、2カ所に設置できるようになっている。
□カシオのホームページ (2002年9月12日) [furukawa@impress.co.jp] |
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