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テレビ東京系で3月まで放送されたアニメ「マリア様がみてる」のDVD発売を記念し、東京・九段会館でイベント「山百合会に何かご用?」が23日開催された。ステージには山百合会のメンバーである8人の出演声優が登場。トークショーや生アフレコなどを披露し、つめかけた1,000人のファンから喝采を浴びた。 同イベントは、4月2日に発売されたDVDの第1巻の初回限定版(GNBA-7021)に封入されたハガキで参加者を募ったもの。2003年12月に行なわれたクリスマスイベントは女性ファン限定だったが、今回は男性ファンも多数来場。男性が苦手な祥子様(役の伊藤美紀さん)には試練のイベントとなった。
テレビアニメ「マリア様がみてる」は、集英社・コバルト文庫で続刊中の同名小説(今野緒雪著)を原作とした作品。お嬢様ばかりが通うというカトリック系の名門・私立リリアン女学院を舞台に、主人公・福沢祐巳の気品と波乱に満ちた学園生活を描く。 世俗とかけ離れた学園の高貴な雰囲気や、先輩が後輩を妹として一人前の淑女に導いていくという姉妹(スール)と呼ばれるシステム、お嬢様の証である「ごきげんよう」という挨拶など、お嬢様に憧れる女性だけでなく、男性からも人気を博した。 ステージには主人公の福沢祐巳を演じる植田佳奈さん、祐巳が憧れるお姉さま・小笠原祥子を演じる伊藤美紀さん、水野蓉子役の篠原恵美さん、島津由乃役の池澤春菜さん、佐藤聖役の豊口めぐみさん、藤堂志摩子役の能登麻美子さん、鳥居江利子役の生天目仁美さん、支倉令役の伊藤静さんが登場。開口一番の挨拶はもちろん「ごきげんよう」だ。
トークショーでは「今現在の役以外で誰を演じてみたいか?」、「妹にするなら/姉にするならどのキャラがいいか?」などのテーマでトークがはずんだ。また、アフレコ中のエピソードや、プライベートでの山百合会のメンバーとの交流、アフレコ中のエピソードなども披露。それと関連し、アフレコ現場を撮影したVTRが公開された。 作品が作品なだけに、さぞ厳粛な雰囲気で収録が行なわれているのだろうと思いきや、スクリーンには、スタジオの机の上に広げられた山のようなお菓子と、それをわきあいあいと食べる山百合会のメンバーの姿が。お菓子は当番制で持ち寄っているとのこと。持って行くはずだったお菓子を植田佳奈さんが転んでばら撒いてしまった話など、女性のみの現場ということも手伝って雑談に花が咲き続け、ついには画面外から「そろそろ仕事しようよ」という音響監督の悲鳴が上がる。
VTR終了後は名誉挽回(?)のため、ステージで印象的なシーンの生アフレコが行なわれた。当然のことだが、キャラクターそのままの声と見事な演技に、観客からは感嘆のため息ももれた。だが、アドリブが飛び交い始めた頃から暴走ぎみに。役の交換は当たり前、最後には禁断の関西弁バージョンも披露。「あんさん、タイがまがっとるやないけ」、「あねさん、えらいすんまへん」など、一連のシーンをオリジナルの絵、声で体験した観客席からは拍手と笑いが耐えなかった。
□アニメ「マリア様がみてる」の公式ページ
(2004年5月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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