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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社デノンは、プリメインアンプのフラッグシップモデル「PMA-SA11」を7月下旬に発売する。価格は378,000円。カラーリングはシルバー(S)。 PMA-S10IIILをベースに、SA(Sensitive & Advanced)をテーマに開発したプリメインアンプのフラッグシップモデル。入力から出力までの全段をディスクリート部品で構成。ローノイズFETを採用したMM/MC対応のフォノイコライザも装備してる。 出力段に、最小単位の素子で高度なドライブと高音質を両立するという「UHC(Ultra Hight Current)-MOS」素子をシングルプッシュプル回路で搭載。定格出力120W×2ch(8Ω時)、最大出力240W×2ch(4Ω時)を実現している。 パワートランスは大型の磁気回路を持つトロイダル・トランスを採用。容量がPMA-S10IIILより20%増加したほか、トランスから出力段への配線は極太のOFCを採用し、エネルギーロスを抑えている。 電源部は電圧増幅段とパワー段のトランス巻線を独立させ、プリ部ではアンプ、フォノイコライザ、電圧増幅段の安定化電源を分離。さらに、整流素子にはショットキーバリアダイオードを採用してノイズの低減や低損失、高速化を図っている。 S.B.(Stable Based)方式と呼ばれる制振構造を採用。振動を抑えるため、トランスとコンデンサは、砂型鋳鉄の専用ケースと専用ホルダーに設置。制振材は複数の特殊振動吸収材を組み合わせて使用しているという。
また、回路は信号レベルの異なるものを分離し、互いに干渉を遮蔽した計6ブロック構造を採用。パワーアンプ部は左右のチャンネルで独立したツインモノラル構成となっている。 シャーシには黒色塗装を施した厚さ1.6mmの鋼板を使用し、剛性の確保とともにシャーシ内の温度の均一化を図っている。ほかにも、天井カバーのネジ止めを6点に増加するなど、細かい振動対策も施されている。 入力端子はアンバランス(RCA)を7系統、出力もRCAを2系統用意。さらに、プリ/パワーアンプダイレクト端子も各1系統装備しており、パワー/プリ部のみを利用することもできる。スピーカー出力はバイワイヤリングに対応。外形寸法は434×494×181mm(幅×奥行き×高さ)。重量は29kg。
(2004年7月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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