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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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米Appleは19日(現地時間)、HDDオーディオプレーヤー「iPod」の新モデルを発表した。即日出荷となっており、AppleStore価格は20GBモデル(M9282LL/A)が299ドル、40GBモデル(M9268LL/A)が399ドル。 日本では7月21日より出荷開始され、AppleStore価格は20GBモデル(日本での型番はM9282J/A)が33,390円、40GBモデル(M9268J/A)が44,940円。対応OSはWindows 2000/XPとMac OS X 10.1.5以降。 iPodの第4世代製品となり、インターフェイスの改良やバッテリ駆動時間の向上などが図られたほか、ホイール部がグレーとなり、デザインイメージも一新されている。 従来のiPodのインターフェイスは、再生/停止などのボタンをホイール部から独立して備えていたが、新iPodではiPod miniでも採用された、再生/停止などの操作ボタンもホイールに取り込んだ「Click Wheel」(クリックホイール)に変更された。ホイール部分は従来のiPodを踏襲したタッチセンサー式だが、押し込むことで再生や停止などの5つの機能を利用でき、「片手で操作が行なえる」という。 また、20GBモデルでは、約60.9×14.5×104.1mm(幅×奥行き×高さ)と従来モデルの61.8×15.7×103.5mmから若干の薄型化が図られた。40GBモデルの厚みは約17.5mm。重量は158g(20GB)/176g(40GB)。 160×128ドットの2インチの液晶を搭載し、新たにメインメニュー内にシャッフル機能を追加した。再生対応フォーマットはMP3、AAC、WAV、Apple LosslessとAudible。ビットレートは、AACが16~320Kbps/MP3が32~320kbpまでサポートする。 バッテリ駆動時間の強化も図られ、連続再生時間は従来モデルの8時間から12時間となった。充電時間は約4時間(80%まで約2時間)。充電はACアダプタとパソコンのFireWire経由のほか、新たにUSB 2.0からの充電にも対応した。USB 2.0接続の場合データ転送中は充電できない。本体下面にDockコネクタを備えており、FireWire/USB 2.0のケーブルが付属する。 また、iPod上でプレイリストを作成できる「On-The-Go」機能も強化され、作成したプレイリストの複数保存が可能となった。次回のシンク時にOn-The GoプレイリストをiTunesに自動転送する機能も搭載した。 音飛び防止機能は最長25分間で、周波数特性は20Hz~20,000Hz。付属のステレオイヤフォンは、ネオジウム製トランスデューサーマグネットを採用した直径18mmのドライバを使用し、インピーダンスは32Ω。 ヘッドフォンやACアダプタ、FireWireケーブル、USB 2.0ケーブル、4ピン-6ピンのFireWireアダプタ、ジュークボックス/転送ソフトの「iTunes」などは両モデルに同梱される。また、40GBモデルではDockも付属する。 【訂正】 記事初出時、「40GBモデルにリモコン/キャリングケース付属」としておりましたが、リモコン/キャリングケースはオプションとなります。 なお、9月には米HPからもiPodが発売される予定。HPのCarly Fiorina CEOは、「iPodとiTunesはわれわれのデジタルエンターテインメント戦略に最適な製品だ。HPバージョンの第4世代iPodを9月に投入し、よりより体験を伝えることができることをうれしく思う」と歓迎のコメントを発表している。
□Appleのホームページ(英文) (2004年7月20日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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