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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オンキヨー株式会社は、自動スピーカー初期設定機能を搭載した7.1ch AVアンプ「TX-SA702」を9月7日に発売する。価格は105,000円。 同時に、下位モデル「TX-SA602」も発売。価格は81,900円となっている。
■ TX-SA702
定格出力125W×7ch、実用最大出力160W×7ch(共に6Ω)のAVアンプ。ルーカスフィルムのホームシアター基準「THX Select」認定を得ている。 さらに上位機種と同じく、パルス性ノイズを除去するという独自の「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」を全チャンネルに搭載。また、アンプ回路用のワイドレンジ技術「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」などを搭載する。音声DACは192kHz/24bit。 また、スピーカーや視聴空間の特性を付属マイクで測定し、最適なスピーカー初期設定を行なうという「Auto Speaker Set-up」を搭載した。自動設定項目は、スピーカー接続の有無、スピーカーの大きさ、各スピーカーのクロスオーバー周波数、スピーカー距離、チャンネル間レベル。自動設定は90秒以内で終了する。さらに各チャンネルにグラフィックEQ(フルレンジ80Hz、250Hz、800Hz、2.5kHz、8kHz、サブウーファ40Hz、80Hz、160Hz)も装備し、スピーカーごとの再生周波数特性を補正できる。 なお、THX用の補正技術も利用できる。具体的には、映画館用に収録された高域成分を家庭での再生にあわせて押さえる「シネマ・リ・イコライザー」、フロントとサラウンドの音のつながりをスムーズにする「ティンバーマッチング」、後方音声の拡散を家庭向けに補正する「アダプティブ・デコリレーション」の3つ。 対応フォーマットは、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジックIIx、DTS-ES、DTS 96/24、DTS Neo:6、AACなど。 そのほか、小音量でも残留雑音の影響を受けない「オプティマム・ゲイン・ボリューム」、4Ωまで対応の「インピーダンス切替機能」、信号経路の最短化や映像回路などの干渉を抑える「Pure Audioモード」などを装備。クロスオーバー周波数切替や、セリフをナチュラルに再生するという「シネマ・フィルター」も利用できる。 映像入力として、D4×3、コンポーネント×3、S映像×5、コンポジット×5を装備。映像出力は、D4×1、コンポーネント×1、S映像×3、コンポジット×3。ビデオアップコンバータを搭載し、映像入力と映像出力の信号変換も可能で、今回からTBC(Time Base Corrector)を搭載することでジッターを軽減、コンポジットやS映像からコンポーネントといった変換も高画質に処理するという。 音声入力は、同軸デジタル×2、光デジタル×5、アナログ×9、5.1ch×1。音声出力は同軸デジタル×1、光デジタル×1、アナログ×3、7.1chプリ×1、サブウーファプリ×1、ヘッドフォン×1を搭載する。スピーカー出力はバナナプラグに対応。最大外形寸法は435×429×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は16kg。
■ TX-SA602
定格出力110W×7ch、実用最大出力150W×7ch(6Ω)の下位モデル。THX認証を得ていないのが最大の違いで、THXの補正技術(シネマ・リ・イコライザー、ティンバーマッチング、アダプティブ・デコリレーション)も利用できない。 また、音声の入出力系統が減少している。光デジタル音声入力1系統、アナログ音声入力1系統、同軸デジタル音声出力1系統が省略された。そのほかの基本機能は共通。外形寸法および重量は、435×429×175mm(幅×奥行き×高さ)、重量は14.8kg。
□オンキヨーのホームページ (2004年8月10日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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