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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、自動音場補正機能搭載のミドルレンジAVアンプ2モデルを10月上旬に発売する。価格は上位モデルの「VSA-AX3i-N」が136,500円、下位モデル「VSA-1014-N」が97,650円。
両モデルの違いは、ビデオ入力数やRS-232C端子の有無のほか、「VSA-AX3i-N」ではi.LINK端子「アドバンスド・レゾリューション・デジタル・オーディオ・インターフェイス」を搭載。DTCPに対応し、DVDオーディオやSACDのマルチチャンネル音声などの伝送が可能となっている。 また、i.LINKの相互コントロール機能を利用して、アンプ側のクロックでDVDなどの送出信号を制御、音質に悪影響を与えるジッタを極限まで低減するという「PQLS(Precision Quartz Lock Sytem)」を採用。「原音に忠実なハイクオリティなデジタル伝送を可能とした」という。 そのほかの仕様は共通で、ともに、自動音場補正機能「オートMCACC(Multi Channel Acoustic Calibration System)」を搭載。手軽に各スピーカーの音圧レベルや周波数特性などを正確に補正でき、理想的なサラウンド再生を実現するという。 ルーカスフィルムのTHX SELECTに準拠。また、モトローラ製の最新DSP「48bit/180MIPS」の採用により、ドルビーデジタル EXやDTS-ESをはじめ、DTS 96/24やドルビープロロジック IIx、DTS Neo:6、AACなどのデコードに対応する。 各チャンネルを理想的に配置し、歪みのの無い音場空間再生を可能とするという「シンメトリカル・パワートレイン・デザイン」や、筐体構造を強化する「3次元スペースフレーム構造」、音質に有害な信号干渉を排除する「アイソレーテッド・チャンバー・コンストラクション」、信号経路を短縮化した「コンセントレーテッド・ダイレクト・コンストラクション」などの採用により、音質向上を図ったという。 アンプ出力は最大160W×7ch(8Ω)/定格100W×7ch(8Ω)。パワー素子には発熱によるロスが少ない「A.D.E. MOS FET」を全7チャンネルに採用し、新開発のハイブリッド・アンプモジュールを電圧増幅段回路に採用することで、安定した低歪みの電源増幅を実現するという。 FM/AMチューナを内蔵。コンポーネント-S映像などの映像信号変換機能「ビデオコンバーター」や、OSD機能、オリジナルDSPモード「アドバンスド・サラウンド・モード」、小音量でも快適な再生が行なえる「ミッドナイト・リスニング・モード」などを装備する。パイオニア製PDPとの動作連動を可能とするSR入出力のほか、VSX-AX3i-NではRS-232CやTRIGGERなどの拡張端子も装備する。
□パイオニアのホームページ (2004年8月18日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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