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日立GST、ポータブルオーディオ用クラス最小1.8型HDD
-30/20GBを用意。ZIFコネクタを搭載


Travelstar C4K60シリーズ
9月2日発表


 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)は2日、従来より約10%小型化した1.8型HDD「Travelstar C4K60シリーズ」を発表した。30GBと20GBを用意。サンプル出荷はすでに始まっており、サンプル価格はオープンプライス。米国での標準価格は、30GBが160ドル、20GBが125ドル。用途としてポータブルオーディオ機器を想定している。

 ディスク容量30GB、もしくは20GB、ディスク回転数4,200rpmの1.8型HDD。

 情報家電機器で採用されているZIF(Zero Insertion Force)コネクタを採用し、同社従来製品より約10%の小型化を実現、「クラス最小の実装面積」としている。外形寸法は54×70×7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約46g。

 ZIFの採用により、フレキシブルケーブルを介した接続も可能。緩衝材で包んで固定するなど、「搭載方法の自由度が高くなる」という。

 耐衝撃性は、動作時500G、非動作時1,200G。流体軸受けモーターを採用し、動作音はアイドル時が1.6ベル、シーク時が2.2ベル。「ポータブルオーディオ機器などで大きな利点になる」としている。

 また、アイドル、リード、スタンバイモードといった動作モードごとに消費電力の最適化を行なっている。3.7V、2,000mAhのリチウムイオンバッテリを使用し、48kbpsのデータをポータブルオーディオ機器で連続再生する場合、約32時間相当の動作時間が得られるという。

 Creative TechnologyのChua Hiap Chew副社長は「C4K60シリーズは要求される事項について、顧客の声が良く反映された製品。サイズ、 記憶容量、 コネクタ、 消費電力、耐衝撃性など、情報家電用は従来のIT用途とは異なった仕様が求められるが、うまくバランスが取れている」とコメントしている。

□日立グローバルストレージテクノロジーズのホームページ
http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/
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(2004年9月2日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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