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iriver、MPEG-4プレーヤー「PMP-120/140」を10日に発売
-Windows PMC搭載製品も今秋投入へ


9月10日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:アイリバー・ジャパン
     Tel.03-5282-5160


 アイリバー・ジャパン株式会社は2日、新製品発表会を開催し、HDD内蔵AVプレーヤー「PMP-100シリーズ」などを発表した。

PMP-120

 PMP-100シリーズは、XviDやMPEG-4 Simple Profileの再生が可能なビデオプレーヤーで、20GBモデルの「PMP-120」と40GBモデルの「PMP-140」の2モデルが用意される。9月10日より発売され、価格はオープンプライス。直販サイトiriver e・store価格はPMP-120が52,800円、PMP-140が62,800円。

【修正】
※記事初出時より直販価格が訂正された

 ボディカラーはPMP-120がシルバー/ブラックのツートン、PMP-140がゴールド/ブラックのツートンとなっている。OSにはLinuxを採用する。

 3.5型320×240ドット(最大26万色表)のTFTカラー液晶ディスプレイを搭載し、XviDやMPEG-4 SP(Simple Profile)映像や、MP3/WMA/WAV/ASF音声、JPEG/BMP静止画などの再生が行なえる。

 ビデオ解像度は最大640×480ドット/30fps、ビットレート1.5Mbpsまでサポートする。付属の動画ファイル変換ソフト「iriver Media Converter(iMC)」により、WMVなどのファイルもPMP-100シリーズで再生可能なAVIファイルに変換できる。iMCの対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。DirectX 9.0b以上のほか、Windows Media Player 9やDivX 5.1.1以上が必要となる。

 オーディオプレーヤー機能は、MP3/WMA/WAVの再生に対応する。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、S/N比は90dB。ヘッドフォン出力は13mW×2ch(32Ω)/20mW×2ch(16Ω)。ロック/ジャズなど5種類のプリセットイコライザとユーザーEQモードを用意する。

 また、ライン録音機能も搭載しておりMP3形式での録音(40~320kbps)も可能。内蔵マイクによるボイスレコーディングも行なえ、FMチューナ機能も装備している。

USB 2.0端子とUSB 1.1のUSBホスト端子を装備する ライン入力/ビデオ出力共用端子を装備する

 PCとの連携はUSB 2.0経由で行なう。USBストレージクラスに対応し、転送ソフトを使わずにビデオ/オーディオデータの転送が可能。また、USBホスト機能(USB 1.1)も搭載し、USBストレージ対応のデジタルカメラなどからファイルの送受信や削除が行なえる。対応デバイスについでは後日同社ホームページで公開する。

 コンポジットビデオ出力機能も装備し、NTSC/PALに対応。バッテリはリチウムイオン充電池(2,400mAh)で、再生時間はビデオ再生時で4時間(640×480ドット/24fps)/5時間(320×240ドット/24fps)。音楽再生時は10時間(MP3 128kpbs)。

 外形寸法は139×84×31.7mm(幅×奥行き×厚み)、重量は約280g(PMP-120)/約299g(PMP-140)。


ReignComのHenry Kim副社長

 発表会では、iriverブランドを展開するReignComのHenry Kim副社長が同社の経営戦略について解説し、今後発売される新製品などを紹介した。

 デジタルオーディオプレーヤーのシェア別では、フラッシュメモリプレーヤーでは北米トップシェアだが、HDDではiPodの先行により“マイナー”と語る。今後はHDDプレーヤーやマルチメディアプレーヤーの拡大を予測しており、現在の年間300万台/シェア15%から、2007年度には1,000万台/17%を目指しているという。

 そのための施策として「フラッシュメモリプレーヤーの大幅値下げにより、市場シェアを獲得する」という。同日付で512MBのフラッシュプレーヤー「iFP-795/895」を34,800円から24,800円に、1GBの「iFP-799/899」を54,800円から29,800円に引き下げ、「HDDプレーヤーの市場の切り崩しを狙う。この戦略が成功すれば来年には2GBのフラッシュプレーヤーも投入する」とした。

価格改定に関するグローバル戦略

 また、開発中の新製品については5GB容量の1インチHDDプレーヤーを来年に向けて発売を予定しているほか、「Windows Mobile based Portable Media Centers(Windows PMC)」搭載製品も10月後半から11月にかけて発表予定という。

 Kim氏はPMCについて「長期的にはPMCはスタンダードなプラットフォームになるだろう。インターフェイスもPCに近く、操作しやすい。しかし、IntelのXScale以外のCPUをサポートしていないので、ハードウェアメーカーのわれわれからすると、もう少し強力なCPUを利用したいし、他のプラットフォームのサポートも欲しい。それが実現されれば、よりよいソリューションとなると思う」と語った。


開発中のWindows PMC機「PMC-100」 下面にテレビ出力やPC接続用端子を装備する

スタンドを装備し、立てて見ることもできる CreativeのZen Portable Media Center(上)との比較

遠藤信久 代表取締役

 また、アイリバー・ジャパン株式会社の遠藤信久 代表取締役が日本市場の戦略について語った。

 フラッシュプレーヤー市場ではシェアトップ、HDDプレーヤーで3位につけており、「マニアが飛びついたステージが終わり、一般ユーザーへの普及段階」との現状認識を示し、「今後は使いやすさやブランドの信頼感の向上や競争力ある価格で差別化を図ってく」という。

 他社との競合については、「アップルのiPodが非常に強いが、iPodのテレビCMなどのせいもあり、デジタルオーディオプレーヤー全体の認知度が上がっているという側面もある」とする。また、フラッシュプレーヤーの出荷台数トップというスケールメリットからコストダウンを行ない、多機能な製品で他社との差別化を図っていくとした。

デジタルオーディオプレーヤーはマニア層から一般層に拡大 アイリバー・ジャパンの戦略概要 フラッシュプレーヤーの低価格戦略を推進

 特にフラッシュプレーヤーの大幅な値下げにより、「フラッシュプレーヤー市場で圧倒的なシェアを獲得し、ブランド認知を図る」。また、サポーター制度やサポートの拡充などのアフターサービスの強化を図るほか、サポートや修理対応受付なども行なうショールーム「アイリバー・プラザ」を10月1日に東京・新宿にオープン。年内に大阪にも出店予定という。

 第4四半期の目標については、フラッシュプレーヤー市場のシェアを現在の37%から50%まで拡大するほか、HDDプレーヤーではH100/H300シリーズを中心にシェアの維持し、デジタルオーディオプレーヤー市場全体でシェア30%を目指すという。

アイリバー・プラザを東京・新宿や大阪などにオープン アイリバー・ジャパン新宿のイメージ図 フラッシュプレーヤーでシェア50%、デジタルオーディオプレーヤー全体で30%を目指す

□アイリバー・ジャパンのホームページ
http://www.iriver.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.iriver.co.jp/company/news.php?article=104
□製品情報
http://www.iriver.co.jp/product/pmp-100/
□関連記事
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040202/iriver.htm
【1月12日】【CES 2004 ポータブルプレーヤー編】
~ iRiver、DivX対応CDプレーヤーなど新製品を大量出品 ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040112/ces12.htm
【7月12日】Microsoft、HDDメディアプレーヤー「Windows PMC」正式発表
-CreativeやSamsungから対応機種が発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040712/ms.htm

(2004年9月2日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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