◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
日本ビクター株式会社は、カーオーディオの新製品として液晶モニタ部が取り外せるDVD/CDレシーバを中心とした4機種を、「Road Theater(ロードシアター)」シリーズとして11月上旬に発売する。各モデルの仕様や価格は下表の通り。
■ KD-PAV7000
DVD/CDレシーバと、インダッシュタイプの7型カラー液晶ディスプレイをセットにしたシステム。インダッシュタイプながらモニタが着脱でき、後部座席などに設置したクレードルに装着可能。また、別売で液晶モニタ「KV-MAV7001」のみも用意しており、フロントシートとリアシートで同時にDVDビデオを観賞できる。
クレードルとレシーバ本体は専用ケーブルで接続しており、電源に加え、レシーバで再生した映像と音声を、コンポジットとアナログ音声でクレードルへ伝送している。そのため、映像はフロントとリアで連動しており、個別の画面を表示することはできない。
音声系統は独立しており、リアシートでDVDを観ながら、フロントでFM/AMを聴くといった使い方が可能。クレードルには2系統のイヤフォン出力も備えており、車内のスピーカーの音に邪魔されずにDVDビデオの音声だけを聴くこともできる。 なお、別売のテレビチューナユニット「KV-C1000」を追加すればテレビ視聴にも対応可能。液晶はタッチパネル仕様となっている。
音声フォーマットはドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック IIに対応。出力端子はコンポジットとアナログ音声を各1系統、アナログ5.1ch出力を1系統用意。入力端子はコンポジットとアナログ音声を各2系統備える。アンプ部の最大出力は50W×4chと35W×1ch。FM/AMチューナも内蔵する。 ドライブ部はDVDビデオ、DVD-R/RWの再生に対応。さらに、CD-R/RWに収録したMP3ファイルの再生もサポートする。6パターンの音場設定が可能な「i-DSP」や、5バンドのイコライザ「i-EQ」などが利用できる。
■ CS-CN100
Road Theaterシリーズのセンタースピーカー。6.4cm径のグラスファイバーオブリコーンユニットと、2cm径のソフトドームツイータを搭載した2ウェイ2スピーカーとなっており、ダッシュボードに置いても邪魔にならないコンパクトなデザインを採用したという。
定格入力は20W。インピーダンスは4Ω。再生周波数帯域は140Hz~30kHz。外形寸法は95×122×44.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量は250g。
■ 成長率の高いビジュアル市場で特徴のあるモデルを AV&マルチメディアカンパニー商品企画部カーエレクトロニクス商品企画室長の高橋徳雄氏は「カーオーディオの中で、DVDビデオが再生できるモデルは最も伸長率が高く、今後も大きな期待が持てるジャンル。ここで独自技術を活用したインパクトのあるモデルを提案し、シェアを伸ばしていきたい」と意気込みを語る。 さらに高橋氏は新製品のコンセプトとして「高品位な」、「創造的な」、「洗練された」、「感情豊かな」という4つのキーワードを披露。これらの条件に適合したカーオーディオ&ビジュアルシステムとして、今回のモデルを「Road Theater」シリーズと名付けたという。なお、同システムを装備したデモカーを、9月22日から25日までパシフィコ横浜で開催される「A&Vフェスタ2004」にて展示する。
□日本ビクターのホームページ
(2004年9月7日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved. |
|