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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、同社のフラッグシップスピーカー「TAD-M1」のノウハウを取り入れたスピーカーシステム「S-A77シリーズ」と、S-A77との組み合わせを想定したサブウーファ、スタンドを11月上旬より発売する。
S-A77シリーズ用に、1本300万円の4ウェイフロア型スピーカー「TAD-M1」の技術を導入したという「スーパーワンポイント同軸ユニット」を新たに開発。ミッドレンジとツィータを同軸化するとともに、同一平面上に配置することで音源を一点に集中させ、定位感の向上と7オクターブを超える広帯域再生を実現したという。 また、ミッドレンジとツイータの磁気回路を一体構造とすることで、不要な振動を押さえ、レスポンスの向上を図っている。
「S-A77TB」は、3ウェイのトールボーイ型スピーカー。エンクロージャは、フレームをベースに強固な外板を組み足した「フレーム構造エンクロージャ」を採用し、振動ノイズの低減を図っている。エンクロージャ内での定在波を除去する「ABD(Acoustic Balance Drive)テクノロジー」も搭載している。 使用ユニットは16cmコーン型ウーファ×2と、13cmコーン型ウーファと3cmドーム型ツィータの同軸ユニット、リボン型スーパーツィータ。再生周波数帯域は35Hz~120kHz、出力音圧レベルは89dB/W・m、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は300Hz/3kHz/40kHz。 外形寸法は274×366×1,075mm(幅×奥行き×高さ)、重量は37kg(1本)。スパイク/スパイク受けやメタルフットなどが付属する。
「S-A77VT」は、ブックシェルフ型の3ウェイスピーカー。S-A77TBと同様にフレーム構造エンクロージャを採用。13cmコーン型ウーファ×2と、13cmコーン型ウーファと3cmドーム型ツィータの同軸ユニットを搭載している。 再生周波数帯域は40Hz~50kHz、出力音圧レベルは87dB/W・m、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は300Hz/3kHz。外形寸法は610×352×181mm(幅×奥行き×高さ)、重量は18kg(1本)。床置スタンドが付属する。
「S-A77BS」はブックシェルフ型の3ウェイスピーカー。板厚18mmのエンクロージャを搭載し、高剛性化を図っている。16cmコーン型ウーファと、13cmコーン型ウーファと3cmドーム型ツィータの同軸ユニットを搭載している。 再生周波数帯域は40Hz~50kHz、出力音圧レベルは87dB/W・m、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は300Hz/3kHz。外形寸法は230×298×428mm(幅×奥行き×高さ)、重量は15.4kg(1本)。スパイク/スパイク受けが付属する。また、専用のスタンド「CP-A77」も合わせて発売される。
「S-W7」は、S-A77シリーズと組み合わせて利用できるアクティブ型のサブウーファ。最大500W出力のデジタルアンプを搭載。エンクロージャは板厚20mmの高剛性CUBIC型を採用。アンプをエンクロージャの振動から分離する「サイレントマウントテクノロジー」により、クリアな重低音を実現したという。 最大出力は500W、実用最大出力は250W(4Ω)。30cmコーン型ウーファと30cmコーン型パッシブラジエータを搭載。再生周波数帯域は25Hz~4kHz。ハイカットフィルターは50~150Hzの連続可変。サブウーファのローパスフィルタをバイパスし、位相の乱れを低減する「フィルターバイパス」機能も搭載している。外形寸法は397×432×484mm(幅×奥行き×高さ)、重量は31kg。 □パイオニアのホームページ (2004年9月16日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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