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日本ビクター株式会社は、1080iのHD映像と音声信号を光無線伝送するシステム「LW-HDW1」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は21万円前後の見込み。愛称は「Luciole(ルシオール)」。 転送速度1.5Gbpsの光無線伝送技術を使用し、HD映像を非圧縮で送受信できるワイヤレス伝送システム。伝送距離は1.5m~10mで、シアタールームやリビングルームなどでの利用を想定。チューナやDVDプレーヤーなどと表示機器を無線接続することで、スマートな視聴環境が構築できるという。 光送信機、送信ユニット、受信ユニット、光受信機の4つで構成されており、入力したい映像信号を送信ユニットに接続。有線接続した光送信機から、光受信機へと近赤外光(レーザー)で無線伝送し、光受信機と有線接続した受信ユニットから信号が出力される。 送信ユニットは480i/480p/720p/1080iの入力に対応しており、1080i以外の入力された信号は、すべて1080iにアップコンバートされ、独自のデジタルフォーマットに変換。光伝送される。なお、送信ユニットの入力端子は、コンポーネント、S映像、コンポジット、アナログ音声を各1系統用意。受信ユニットの出力端子は、コンポーネント、アナログ音声を1系統備えている。 なお、レーザー光線は「アイセーフ光学系」により拡散されるため、人の目に対する安全性を確保。また、信号には独自の暗号化が施されているため、著作権やプライバシーも保護しているという。 光送信機には自動光軸調整メカを搭載し、突発的な光軸ずれが起こった場合でも、自動的に追尾し、光軸を合わせるという。設置ガイドは画面に表示され、初期セットアップの簡略化を図っている。
(2004年9月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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