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【2004東京インターナショナルオーディオショウレポート 2】
-JBLの新モニタースピーカーやFaroudjaのDVDプレーヤーなど


会期:9月24日~26日

会場:東京国際フォーラム

入場料:無料


 国産・輸入オーディオの展示イベント「2004東京インターナショナルオーディオショウ」が24日、東京国際フォーラムで開幕した。期間は26日まで。入場は無料だが、登録が必要。

 同イベントは、オーディオメーカーおよび輸入商社25社によるオーディオコンポーネント機器の展示イベント。ブースごとに試聴室を設け、新製品やフラッグシップモデルなどの試聴イベントが行なわれている。主催は輸入オーディオ協議会。


■ ハーマンインターナショナル

新スピーカーの視聴会も開催

 JBLは、モニタースピーカーの新シリーズなどを多数展示。「4312D」は、同社のモニタースピーカー「4312シリーズ」の新モデル。既に発売開始されており、価格は94,500円(1本)。

 キャビネットの基本設計は4312シリーズを継承しながら、新開発の300mmアクアプラス・コーティング・カーブドコーン・ウーファー「2213Nd」を採用し、応答性の向上や低歪化を図ったという。

 「4318」は、4312Dと同じ300mmウーファ「2213Nd」や、新開発の125mmミッドレンジユニット「105H」などを搭載したモニタースピーカー。10月より発売され、価格は157,500円(1本)。

 「4338」は、380mmウーファ「1500FE」を搭載した3ウェイフロア型のモニタースピーカー。75mm系の中高音域コンプレッションドライバや、超高域25mmドライバを搭載、新開発のSonoGlass製ホーンにより、のびのびした躍動感を実現したという。価格は682,500円(1本)。

4312D 4318 4338
4304H

 また、ホーンツィータを採用し、133mm径のウーファを横に並べた「4304H」も参考出品された。発売日や価格は未定。ホーンツィータ搭載の同社製スピーカー用に適したサラウンドスピーカーとして利用できる。


「HC5000」は、Project K2 S5800/S4800用のセンタースピーカーで近日発売予定 シアター向けスピーカー「S400」のカラーバリエーションモデルも参考出品

 マーク・レビンソン製品では、トリプルモノラル・パワーアンプ「No.433L」を展示。年内の発売を予定しているという。200Wモノラルアンプ×3chを搭載し、マルチチャンネルシステムのフロントスピーカーを1台のパワーアンプでカバーできるのが特徴。

 プリアンプの新モデル「No326S」、「No320S」も近日発売される。XLR入力3系統、RCA入力4系統を搭載し、上位モデルの「No326S」では基板素材の変更や、ハイグレードなパーツの採用により音質向上を図っている。価格は「No326S」が147万円、「No320S」が997,500円。

 HALCRO Logic製品の新モデルとして、ユニバーサルプレーヤや、AVプリアンプ、パワーアンプなども参考展示された。発売時期や価格は未定。

No.433L No326S(上)、No320S(下) 右からHDMI搭載のユニバーサルプレーヤー「Uni90」、4系統HDMI入力搭載のAVプリアンプ「SSP100」、350Wrms(4Ω)/7チャンネルパワーアンプ「MCA70」<


■ エレクトリ

DVP4000

 Faroudjaのユニバーサルプレーヤー「DVP4000」は、DVDビデオの480p/720p/1080iのスケーラー機能も内蔵している。コンポーネント/S映像/コンポジット入力を備えており、内蔵DVD以外の外部映像をHD変換して出力できるのが特徴。価格は260万円。

 高級サブウーファで有名なVelodyneは、フラッグシップモデル「Digital Drive 1812 Signature」を展示。12インチ/18インチのツインウーファを採用したサブウーファで、定格出力2500Wのデジタルアンプを内蔵している。付属のマイクを利用したルームアコースティック補正機能により、部屋の環境に最適なルームEQを施す「Digital Drive」ルームマネージメントを搭載している。価格は240万円(木目)/220万円(ピアノブラック)。

 デジタルアンプ採用の密閉型小型サブウーファ「SPL SeriesII」は、8インチウーファ搭載の「SPL-800/II」、10インチウーファ搭載の「SPL-1000/II」、12インチウーファ搭載の「SPL-1200/II」をラインナップ。価格は「SPL-800/II」が157,500円、「SPL-1000/II」が189,000円、「SPL-1200/II」が21万円。

Digital Drive 1812 Signature SPL-1200/II

SIM2「HT500LINK」

 SIM2の3版式DLPプロジェクタ「HT500LINK」は、ビデオプロセッサ部とプロジェクタ本体から構成される。1,280×720ドットのHD2 DLPパネルを採用した3版式のDLPプロジェクタで、コントラスト比は3,800:1。左右100%、上50%、下20%のレンズシフト機能も搭載する。価格は480万円。


ATCの30周年記念モデルとなるスピーカー「SCM50SI」を展示。価格は300万円(1本) LexiconのフラッグシップAVアンプ「RV-8」。価格は未定


■ ステラヴォックス・ジャパン

 ロルフ・ケルヒのアナログターンテーブルの展示/視聴を実施。「The Reference Double Driver Turn Table」は、ダブルモーターによるベルト駆動で、15kgのプラッタを駆動する。価格は577万5,000円。The Reference Doubleのテクノロジを引き継いだエントリーモデル「The Baby Blue Turn Table」は55万7,500円。

The Reference Double Driver Turn Table The Baby Blue Turn Table

AyreのMULTI FORMAT AUDIO PLAYER

 Ayerの「MULTI FORMAT AUDIO PLAYER」。DVDオーディオ/SACD/CD、MP3記録のCD-Rなどの再生に対応したオーディオプレーヤー。

 XLRとRCAのアナログステレオ出力を各1系統装備するが、ビデオ出力は一切搭載せず、マルチチャンネル出力にも対応しない。発売日などは未定だが、価格は100万円を超える見込み。


GOLDMUNDのプリアンプ「Mimesis 27.3ME」。価格は90万円台の見込み GOLDMUNDのブックシェルフスピーカーも参考展示


■ その他

AUDIO MACHINAのThe Ultimate Monitor。15cmウーファ×2と2.8cmツィータの2ウェイ3スピーカーで、曲面を生かしたキャビネットはカーボンファイバー製。小型ながら価格はペアで290万円 タイムロード扱いのULTRASONEのハイエンドヘッドフォン「edition 7」。限定999個で今春より発売中。価格は472,500円

ラックスマンは、ハイエンドパワーアンプ「B-800」を参考展示。出力は2,000W

ナスペックは、TRIANGLEのスピーカー「ESPRIT」シリーズの新製品を発表。発売日は全て未定で、左の3ウェイトールボーイ「HELLIADE Es」が197,400円(ペア)、中央の2ウェイブックシェルフCOMETE Es 144,900円(ペア) TRIANGLEの3ウェイトールボーイ「CELIUS ES」。189,000円(1本)

□輸入オーディオ協議会のホームページ
http://www.socad.org/
□関連記事
【9月24日】【2004東京インターナショナルオーディオショウレポート 1】
-リンの新スピーカーや、ALR/Jordan「Entry S」の新モデルなど
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040924/ina01.htm

(2004年9月24日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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