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ソニーは27日、ブルーレイディスク規格に対応した記録再生用光学ヘッドなど、光学系関連半導体デバイスのサンプル発売を、12月上旬より開始すると発表した。各デバイスのサンプル価格は下表の通り。
なお、同社は「ブルーレイレコーダなどに利用するための基幹デバイスを、各メーカーが利用できる体制を構築することで、各社のブルーレイ対応製品の開発を容易にし、同規格のさらなる普及促進をサポートする」としている。
■ブルーレイ対応記録再生用光学ヘッド「KES-200A」
波長405nmの青紫色半導体レーザーダイオードとレンズ、駆動用LSIなどを搭載した光学ヘッド。ディスク表面から0.1mmの深さに設定された記録面にフォーカシングし、大容量・高密度データの記録再生が行なえるほか、2層記録もサポートしている。 ■青紫色レーザー光検出IC「CXA2700EM」
青紫色レーザーに対応した高感度フォトダイオードと低ノイズアンプを内蔵した受光素子内蔵IC。半導体レーザーダイオードから発せられ、ディスクに反射した光を検出し、記録された信号を読み出す。なお、同ICはKES-200Aに実装されている。 ■青紫色半導体レーザー駆動IC「CXA2691ER」
波形パルスで半導体レーザーの駆動制御を行う「ライト・ストラテジ生成回路」を内蔵した青紫色半導体レーザー駆動用IC。「KES-200A」に実装されている。
■フロントエンド信号処理LSI「CXA2686R」
青紫色レーザー光検出ICから出力されたアナログ信号を、デジタル信号に変換するADコンバータと、ディスク上の信号を光学ヘッドに正確にトレースさせるための制御信号を発生するサーボマトリクス回路を内蔵したアナログ・フロントエンド信号処理LSI。
■符号化/復号化デジタル信号処理LSI「CXD9807GG」
ブルーレイディスクへの記録再生に必要な様々なデータ処理を行うLSI。記録時に発生したエラーに訂正用信号を付加、再生時のエラー訂正を行なう回路などを搭載している。
□ソニーのホームページ
(2004年9月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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