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ソニーは、20GBのHDDを搭載したネットワークウォークマンの低価格モデル「NW-HD2」を10月10日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は4万円前後の見込み。 7月10日に発売された「NW-HD1」(実売:53,000円前後)から、リモコンとUSBクレードルを省いた低価格モデル。本体の仕様はNW-HD1と同じ。カラーリングはシルバー、ブルー、ピンクの3色を用意する。
また、付属のイヤフォンも変更。本体のカラーリングと合わせて、液晶のバックライトもNW-HD1のグリーンからブルーに変わっている。同社は「カジュアルなカラーリングを採用し、低価格化することで、幅広い層にHDDウォークマンの良さをアピールしたい」としている。 省かれたUSBクレードルの代わりに、USBケーブルとACアダプタを接続するための変換アダプタを同梱。急速充電に対応しており、1時間で約80%、3時間でフル充電が可能となっている。なお、USBバスパワーでの充電はサポートしていない。
また、リモコンは同社のポータブルMD/CDプレーヤーや、NW-HD1などに付属するものを別途購入し、使用することができる。
筐体の素材にマグネシウム合金を採用。1.8インチの20GB HDDを内蔵し、外形寸法は89×13.8×62.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約110g。HDDに重加速度センサー「Gセンサー」機構を搭載。本体の落下を検知すると即座に、記録ヘッドを退避し、HDDの損傷を防ぐという。また、HDDを包み物理的な衝撃を和らげる「対衝撃ダンパー」も備えている。 対応オーディオフォーマットはATRAC3/ATRAC3plusで、対応ビットレートはATRAC3plusが48/64/256kbps、ATRAC3が66/105/132kbps。ATRAC3plus 48kbpsでは13,000曲を収録可能できるという。連続再生時間はATRAC3plus 48kbps時で最大約30時間。 データ転送は付属の「SonicStage Ver.2.1」を使用。変換アダプタに加え、USBケーブルやACアダプタ、キャリングポーチも同梱している。
(2004年9月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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