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株式会社am3は、ゲームボーイアドバンスなどで動画を再生する「アドバンスムービー」において、メモリーカードの書き換えが可能なコンテンツ自動販売機「アドバンスガシャポン」のテストサービス規模を12月1日より拡大。従来の4店舗(ポケモンセンター)に加え、新たに13店舗に同販売機を設置する。
アドバンスムービーは、任天堂のゲームボーイアドバンス(以下GBA)と、ゲームボーイアドバンスSP(GBA SP)、ニンテンドーDS上で、アニメや映画などの動画を再生するサービス。動画・音声データを記録した、独自仕様のスマートメディア「アドバンスカード」を、専用アダプタ「アドバンスアダプタ」に取り付け、アダプタをカセットスロットに挿入し、視聴する。 アドバンスカードには通常コンテンツが記録された状態で販売されるが、アドバンスカードのブランクメディアと同様に、コンテンツ販売機のアドバンスガシャポンを利用してデータを書き換えることができる。ただし、上書きとなるため、以前のムービーは再生できなくなる。 同社は7月から全国4店舗のポケモンセンターにアドバンスガシャポンを設置していたが、あらかじめコンテンツを記録したカードが2,000円前後なのに対し、書き換えは300円程度で行なえるため、高い支持を得ているという。 なおアドバンスガシャポンは100円から400円までの価格設定が可能で、8つの選択ボタンを装備。最大8タイトルを提供できる。コンテンツはガシャポン内にあるCFカードに保存されており、CFを交換することでコンテンツの更新が行なえる。
既にサービスを行なっているポケモンセンターに加え、12月1日からアドバンスガシャポンが設置されるのは以下の13店舗。なお、テストサービス中は、「ポケットモンスター」のテレビアニメシリーズの第1話~第8話までを1話300円で販売する。 【テストサービスのスケジュール】
■ アドバンスカード ポケモンキャラクターズ
また、同日にはポケモンのキャラクターをプリントした、「アドバンスカード -ポケモンキャラクターズ-」も同時に発売される。
価格はアドバンスアダプタをセットにした「スターターキット」が3,980円、カード単体が1,980円。第1弾は「ピカチュウ」、「ヒトカゲ」、「フシギダネ」、「ゼニガメ」の4種類を用意する。
■ 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 完全版
さらに、アドバンスムービー初の長編映画ソフトとして、2005年1月1日に「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 完全版」が発売される。価格はカード単体で3,980円。 メディアの容量は従来の32MBから64MBに増加。収録時間は85分。映像はビスタサイズで、音声はモノラルとなっている。
□am3のホームページ
(2004年12月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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