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社団法人日本レコード協会(RIAJ)は8日、11月16日に引き続き、エイベックスなどのレコード会社7社が、ファイル交換ソフトを利用して、インターネット上で音楽ファイルを不正に公開しているユーザー18名の氏名などの情報開示を求める請求を、ISP 5社に対して行なったと発表した。 情報開示請求を行なったのは、ビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパン、エイベックス、ソニー・ミュージックレコーズ、デフスターレコーズ。同7社は11月16日にも同様の請求をISP 8社に対して行なっており、これまでに計30名の発信者情報開示請求を、10社のISPに行なったことになる。
同協会によれば、許諾を得ることなく市販CDの音源をファイル交換ソフトでアップロードし、レコード会社の著作隣接権(送信可能化権)を侵害しているという。なお、該当ユーザーの情報を開示するか否かは、請求を受けたISPが今後、請求者の主張内容や、該当ユーザーからの意見聴取などを行ない、判断することになる。 RIAJでは音楽ファイルの不正アップロードをしていると思われるユーザーに対し、2004年3月からインスタントメッセージを利用し、注意を喚起する通知を送信。現在まで送信数は420万通を超えるという。しかし、繰り返し、大量にアップロードするユーザーに対しては、ISPへの個人情報開示請求を行なっている。 また、こうした不正アップロードや不正コピーの対策の一環として、2002年秋から実施している著作権啓発キャンペーン「Respect Our Music」を、2004年も12月2日から実施している。今年は「音楽ファンへの影響力の高いアーティスト」として、奥田民生、華原朋美、コブクロ、m-floを起用。イベントや広告、ポスターの掲出、啓発パンフレットの配布などのキャンペーンを展開していくという。
□日本レコード協会のホームページ
(2004年12月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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