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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社日本デジタル家電は、HDDレコーダ「ロクラク」シリーズの最新モデル「ロクラク II リミテッド・スーパー」を1月18日に発売する。同社の直販サイトなどで販売され、直販価格は168,000円。なお、開始時期や料金は未定だが、本体をレンタルするサービスも実施予定。 300GBのHDDを搭載したHDDレコーダ。最大の特徴は、USB 2.0端子とEthernet(10Base-T)を備え、PCやインターネットとの連携が可能なこと。PCに専用ソフト「ソフトウェアロクラク」をインストールすることで、ロクラク内蔵HDD内の映像をPCで再生できるほか、PCのHDD内の動画をロクラクで再生することもできる。録画フォーマットはMPEG-2(MP@ML)。 また、ロクラクで録画したデータをPCのHDDに直接保存したり、録画済のコンテンツをPCと相互転送する機能も搭載。PCからロクラクをリモート操作し、再生や録画、録画予約なども行なえるほか、ロクラク単体でメールの受送信も行なえる。 また、録画ファイルをロクラクで分割し、メールに添付してインターネット経由でPCに送信することも可能。方式としては通常のメールソフトと同様の形式で送信・受信が行なえるが、ファイルの結合や再生にはソフトウェアロクラクが必要となる。 さらに、増設用のコネクタを使用し、HDDの増設も可能。内蔵/外付けディスクの使用切り替えが行なえるほか、ディスク間のタイトルコピー機能も備える。また、PC用バンドルソフトとして「Power DVD」、「Power Director」、「Power Producer」も同梱している。なお、ソフトウェアロクラクの対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。 録画予約はiEPGを利用。ソフトウェアロクラクからEPG画面を見ながらの予約も行なえる。録画時にはリングバッファ機能による連続録画やタイムシフト再生が可能。録画モードは長時間、標準、高画質の3モードに加え、カスタム設定も可能。VBR時で0.5~9Mbps、CBR時で0.5~10Mbpsのビットレートが設定できる。 また、ネットワーク機能やサービスも強化。新たに、4月から開始予定の専用コンテンツ配信サービス「ロクラクチャンネル」に対応した。ロクラクチャンネルとは、インターネットを通じて無料・有料コンテンツを配信する独自のサービスで、ロクラクをSTBとして受信できる。 ロクラクチャンネルでは映画やアニメ、英会話、スポーツ、海外コンテンツなどを用意する予定で、任意のコンテンツをダウンロードできる。なお、ダウンロード中の番組もタイムシフト再生できるが、ストリーミング再生は採用していない。同社は「スピードの揺らぎを吸収し、安定した高画質映像を供給できる」と説明している。 コンテンツ毎の金額などは未定だが、ペイ・パー・ビュー形式での配信を予定。さらに、双方向機能も備えているため、通販や海外のホテル情報やゴルフ場情報などを検索することもできる。基本利用料は無料。 なお、ロクラクチャンネルの業務向けサービスとして、放送権の販売も予定。購入者はネットワーク接続機能を備えたロクラク IIユーザーを対象に、映像配信サービスが行なえる。同社は「配信に必要なシステムはPCとロクラク IIなどで、少ない初期投資でチャンネルが開ける。個人の放送局なども想定している」という。 ネットワークを使った自動時刻あわせ機能も搭載。本体デザインは従来シリーズとほぼ同じ。入出力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声入出力を各1系統用意。さらに、D1の映像出力も1系統備える。外形寸法は105×220×145mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.41kg。リモコンが付属する。
□日本デジタル家電のホームページ (2005年1月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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