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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は、HDD、DVDマルチドライブ、VHSデッキを一体化した3in1レコーダ2機種を3月上旬に発売する。HDD容量が250GBの「RD-XV44」とm160GBの「RD-XV34」の2機種をラインナップし、カラーリングはXV44がブラック、XV34がシルバーとなっている。 価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はXV34は85,000円前後、XV44は10万円前後の見込み。HDD容量とカラーリング以外の仕様や機能は共通となっている。
RD-XV34/XV44は、2004年8月に発売された「RD-XV33」の後継機。最大の特徴は「野球延長機能」と、「ドラマ最終回延長機能」が新たに搭載されたこと。EPGは、Ethernet経由のEPG「iNET」と、地上アナログ放送波から受信した「ADAMS」を組み合わせた「WEPG」を採用している。 ADAMS使用時には延長対象は野球のみで、延長単位も30/60/120分に限定されるが、iNET使用時には番組ジャンルには依存せず、10分単位での延長に対応できる。また、ドラマなどを予約する際、サーバーから自動的に毎週放送されているレギュラー番組かどうかの情報を取得して、毎予約をデフォルト値として表示することもできる。なお、延長機能について、「従来機種でのアップデート対応は難しい」(同社)としている。 HDD/DVDだけでなく、VHSにも同一画面のEPGから録画予約が可能。さらに、VHSの映像をD端子から出力できるなど、HDD/DVDとVHSのシームレスな操作性を実現している。なお、LAN経由でRDシリーズ間の番組無劣化ダビングが可能な「ネットdeダビング」機能には対応していない。 地上アナログチューナを2基搭載し、DVD/HDDとVHSへの同時録も行なえる。ただし、MPEGエンコーダは1基のため、DVDやHDDへの2番組同時録画には対応していない。また、ゴストリデューサや、BSアナログチューナは非搭載となっている。
DVDドライブはRD-X5などと同等で書き込み速度は、DVD-Rが8倍、DVD-RWが4倍、DVD-RAMが5倍で、DVD-RAMはカートリッジに対応。ダビング機能は従来同様、VHSの録画時間を計測し、DVDへの最適な画質モードを設定する「一枚分ぴったりダビング」機能や、VHSの先頭からDVDやHDDダビングを行なう「頭からダビング」機能などが利用可能。DV端子も装備し、DVカメラなどからHDD/DVD/VHSにダビングすることもできる。 入力端子はS1映像×3、コンポジット×3、アナログ2ch音声×3、DV×1。出力は、D2×1、S1映像×1、コンポジット×2(1系統はVTR専用)、アナログ2ch音声×2(1系統はVTR専用)、光デジタル音声×1となっている。消費電力は50W(XV44)/45W(XV34)。外形寸法は430×388×97mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.82kg。液晶ディスプレイ付きのリモコンが付属する。
(2005年2月9日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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