◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、携帯ゲーム機「PSP」(プレイステーション・ポータブル)の本体ボタンの一部に、ボタンが戻らなくなる不具合を確認。保証期間内に無償で修理対応を行なうと発表した。
同社では、今回の不具合の原因について、製造過程の問題によるものと説明している。 PSPの外装キャビネット成型には金属製鋳型を使用しており、樹脂を□ボタンの穴から注入している。そのため、ほかのボタンは金型により穴が成型されるが、□ボタンのみ穴が開いていない状態になる。□ボタン部はドリルで穴を開け、熱した棒で穴のバリを取るが、その際わずかにズレが生じバリが十分に取れていないものが発生。 ボタンを押したときこのバリに引っかかり、ボタンがもとに戻らなくなってしまう不具合が起こる可能性があるという。 なお、この工程は既に見直されており、「2005年以降の出荷分はこの問題は解消されている」としており、この問題で修理依頼があったのは「2004年に出荷した51万台のうちの約0.6%」(同社)としている。
同社では、シリアル番号で不具合のある製品を特定できないため、□ボタンの戻りが悪い製品については修理を実施する。パッケージに同梱されていた「リペアリクエスト」に修理に必要な情報を記入した上、パッケージに本体とリペアリクエストを封入し、宅急便などで着払いで発送するよう呼びかけている。 送付先 □ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ (2005年2月22日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |