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株式会社バッファローは16日、2層のDVD±R 6倍速記録に対応する記録型DVD±R/RWドライブ3モデルにおいて、Dual Layer DVD-Rへの書き込みを可能にするファームウェアを公開した。バージョンは8.40。ファイルサイズは約1.03MB。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。 Dual Layer DVD-R対応ファームウェアが公開されたのは、DVM-RDM16FB、DVM-RDM16IU2、DVM-RDM16U2の3機種。いずれもパイオニア製の「DVR-109」を採用しており、DVM-RDM16FBはATAPI接続の内蔵型、DVM-RDM16IU2はIEEE 1394とUSB 2.0のインターフェイスを、DVM-RDM16U2はUSB 2.0のみの外付けタイプ。 いずれのモデルもDual Layer DVD-Rへの6倍速記録を謳って発表・発売されたが、製品出荷時点ではDual Layer DVD-Rへの書き込みに対応しておらず「後日公開するファームウェアでサポートとする」としていた。 なお、現時点でDVD-Rの6倍速記録に対応したメディアは発売されていないが、三菱化学メディアが今春に発売する4倍速対応のDual Layer DVD-Rメディア「DHR85Y1」を利用し、6倍速書き込みが行なえるという。 ただし、今回のファームで対応するのはDual Layer DVD-R Format1(ディスクアットワンス書込)のみで、マルチセッション方式には対応していない。8.5GBのDual Layer DVD-Rメディア1枚あたりの書き込み所要時間は19分27秒。 また、同書き込みに対応したソフトウェアは「SONIC RecordNOW」と「SONIC MyDVD」で、6倍速書き込みを行なうためにはアップデートが必要。アップデータは4月上旬にSONIC社のWebサイトに掲載されるという。 なお、同ファームウェアを適用することで、DVD±R/RW、CD-R/RWの記録品質も向上する。
□バッファローのホームページ
■アイ・オー・データもNEC製ドライブで対応ファーム公開予定
また、バッファローと同様に、アイ・オー・データ機器も16日、NEC製ドライブ「ND-3520A」を採用した3モデルについて、Dual Layer DVD-R対応のファームウェアを3月18日に公開すると発表した。
対象となるのは「DVR-ABN16A」、「DVR-ABN16ABK」、「DVR-UN16A」。いずれのモデルも発表・発売時ではDual Layer DVD-Rへの対応は謳われていなかったが、18日に公開されるファームウェアを適用すると、2層DVD±Rメディアへの4倍速書き込みが行なえるようになる。
□アイ・オー・データ機器のホームページ
(2005年3月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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