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株式会社アイ・オー・データ機器は18日、DVD+R DLへの書き込みに対応するDVD±RWドライブ「DVR-N16A」シリーズにおいて、Dual Layer DVD-Rへの書き込みを可能にするファームウェアを公開した。バージョンは1.02。ファイルサイズは約768KB。対応OSはWindows Me/2000/XP。
Dual Layer DVD-R対応ファームウェアが公開されたのは、ATAPI内蔵型の「DVR-ABN16A」、「DVR-ABN16ABK」(ブラックモデル)、USB 2.0外付け型の「DVR-UN16A」の3機種。いずれもNEC製ドライブ「ND-3520A」を採用したモデルで、発表・発売時ではDual Layer DVD-Rへの対応は謳われていなかったが、3月16日に同社のWebサイト上で対応ファームの公開が予告されていた。 同ファームウェアを適用すると、Dual Layer DVD-Rへの4倍速書き込みが行なえるようになる。そのほかの書き込み速度はDVD+R DL 4倍速、DVD±R 16倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 6倍速。 なお、Dual Layer DVD-Rへの書き込みはバンドルする「B's Recorder GOLD8 BASIC」を利用するが、バージョン8.09以降へアップデートする必要がある。また、「B's CLiP6」、「Ulead DVD MovieWriter 3.5 SE for I-O DATA」でもDual Layer DVD-Rへの書き込みを予定しているが、アップデータは後日公開予定となっている。 また、同ファームウェアを適用することで、B's CLiP6を使用してDVD-RWメディアに書き込みを行うとエラーが発生する場合がある。同社はこの不具合について「B's CLiP6を使ってリライタブルメディアに書き込みを行う場合は、DVD+RWメディアを使用してほしい」と呼びかけている。なお、この不具合は後日公開予定のファームウェア、およびB's CLiP6のアップデータを適用することで解消されるとしている。
□アイ・オー・データ機器のホームページ
(2005年3月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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