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株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズは30日、2005年6月を目処に、携帯電話への動画配信などを行なう新会社を設立すると発表した。今後は出資企業との協議に入るという。 新会社の商号は未定。代表には現在スカイパーフェクト・コミュニケーションズで執行役員を務める山崎宇充氏が就任する。資本金は4億8,000万円。資本構成は現在調整中だが、スカパー! が51%、そのほかの出資企業が49%になる予定。
スカパー! はこれまで、NTTドコモと共同で、FOMAへの映像配信サービスの実験を2004年6月から11月まで実施。スカパー! で放送している一部の番組をFOMAで視聴する実験などを行なった。また、KDDIのau「EZチャンネル」でもコンテンツ配信を2004年10月から2005年3月にかけて実施。動画配信に関するユーザーニーズの検証を行なってきた。 また、NTTドコモのFelicaチップ搭載携帯電話から、「Edy」を使ってPPV(ペイ・パー・ビュー)番組を購入できるサービスや、携帯電話からEPGを検索するサービスなど、携帯電話との親和性向上を検討してきたという。
新会社は、こうした取り組みをより発展。スカパー! を中心に、携帯電話向けビジネスのノウハウを持った企業からの出資を得て、携帯向けの動画配信サービス、認証・課金サービス、EPGとの連動サービスなどを展開するという。
□スカパー! のホームページ
(2005年3月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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