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ソニーは、銀座ソニービル(東京都中央区銀座5-3-1)全館を使った「WALKMAN × Mora Sony Building Jack Promotion」を、7日より開始した。5月15日まで開催する。 「Walkman Records」と称した特別企画を行ない、ビル外壁に巨大広告を掲げ、会場エントランスやビル内、ショールム各所もネットワークウォークマンの広告で埋め尽くされる。
また、1Fには「ネットワークウォークマン体験コーナー」が設けられ、2005年春モデル5機種17モデルを、実際に手にとって音楽を聞くことが可能。さらに2Fでは、「Mora」から楽曲をダウンロードしたり、実際に楽曲を購入することができるようになっている。
ソニーでは「Sony Building Jack」以外にも、ネットワークウォークマンのプロモーションとして各種広告も展開する予定。今までウォークマンのプロモーションでは、MDなどがメインで、ネットワークウォークマンが大きく扱われることはなかったが、2005年上期はネットワークウォークマンを前面に押し出していく。 ウォークマンカタログの2005年4月版トップを、ネットワークウォークマンが飾っていることからも、ソニーがウォークマンの戦略の舵を大きくきったことは間違いない。プロモーションのコピーは「もっともっとオンガクとあそぼう」。
また、7日よりウォークマンの携帯サイト「W.walkmanモバイル」も開設。製品情報のほか、動画配信、待受画像のプレゼントなどが行なわれる。 さらに、「Walkman × Mora プレゼントキャンペーン」として、Moraで2,000円以上楽曲をダウンロードすると抽選で、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」、「YUKI」オリジナルデザインのNW-HD5をプレゼントする。各アーティスト50台づつ用意され、応募期間は4月21日より6月30日までとなっている。 ソニーは、今まで製品の世界観やイメージを創り出すことを得意としてきたが、近年ポータブルオーディオではアップルの「iPod」のプロモーション展開に大きく遅れをとってきた。 今回、ネットワークウォークマンという製品名はあえて大きく出さず、シリコンメディアの「ウォークマン スティック」、HDDの「ウォークマン スクウェア」と「ウォークマン」ブランドを前に打ち出し、わかりやすさを強調。「パーソナルオーディオの進化を牽引するウォークマン」(同社)として、巻き返しを図る。
□ソニーのホームページ
(2005年4月7日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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