ビクター、バリアングル液晶/3CCD搭載のDVカメラ －半透過型液晶により、屋外撮影時の視認性を向上

5月下旬発売 標準価格：オープンプライス

一眼レフカメラを意識したというデザインを採用

　日本ビクター株式会社は、3CCD方式のDVカメラ「GR-X5」を5月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

　Everioシリーズのフラッグシップモデル「GZ-MC500」と同様に1/4.5型の133万画素CCDを3枚利用した3CCD方式を採用し、高画質化を図ったDVカメラ。同社としては初の3CCD方式DVカメラとなる。光学系はGZ-MC500とほぼ共通で、レンズは焦点距離46.2～462mmの光学10倍ズーム(静止画記録時43～344mmの光学8倍ズーム)。開放F値はF1.8～F2.4。

バッテリを外側に装備	グリップ部にスチル撮影用のシャッターボタンを搭載するなど、一眼レフカメラを意識したデザインとした	SDカードスロットを搭載する

コントロールダイヤルはマニュアルフォーカスなどに利用できる

　「一眼レフカメラを意識した」という新デザインを採用。しっかり握れる、指がかりを意識した形状や、手のひらにあわせた形状のジャストフィットグリップの採用などで操作性を高めたという。16:9のワイド撮影モードも用意する。SDメモリーカードスロットを搭載し、画素ずらしにより最大500万画素の静止画記録も可能。GZ-MC500と同様の高画質化回路「メガブリッド」も搭載している。

　本体左下に「コントロールダイヤル」を搭載。マニュアルフォーカスやメニュー画面からの各種操作をハードウェアのダイヤルスイッチで行なうことで操作性を向上させた。

　液晶モニターは2.5型の12.3万画素半透過型「クリアブリッド液晶モニター」を採用し、屋外撮影時の視認性向上を図った。さらに、バリアングル液晶とし、ローアングル/ハイアングル/首振りアングルなど様々なアングルでの撮影を可能とした。

本体上面。外部マイクも利用可能

　プラグインパワーマイクに対応したマイク入力も備えている。i.LINKによるDV動画取り込みに加え、USB 2.0端子も装備。PCへの静止画データ転送が行なえるほか、対応プリンタと連携し、PC無しでプリント可能なPictBridgeに対応している。

　バッテリはマイコンを内蔵し、残りの撮影時間や充電容量を事前にチェックできる「データバッテリ」を採用。付属のリチウムイオンバッテリ「BN-VF707」での連続撮影時間は約45分(液晶モニターバックライトON時)。消費電力は5.8W(液晶モニターバックライトON時)。外形寸法は88×93×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約510g(本体のみ)/590g(撮影時)。

　ソフトウェアはビデオ編集ソフト「PowerDirector Express NE」と、DVDオーサリングソフト「PowerProducer 2 Gold NE」、DVDプレーヤー「PowerDVD 5 NE」をセットにした「CyberLink DVD Solution」と、画像管理ソフト「フォト・ナビゲーター」が付属する。対応OSはWindows 2000/XP。

バリアングル液晶を搭載し、さまざまなアングルでの撮影が行なえる

□ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2005/gr-x5.html
□製品情報
http://www.victor.co.jp/dvmain/gr-x5/index.html
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【4月12日】ビクター、3CCD搭載のHDDカメラ「Everio」ハイエンドモデル
－3CCDで色表現を向上。5Mピクセル静止画記録に対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050412/victor1.htm

(2005年4月11日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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