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ソニック・ソルーションズは、米国ラスベガスで18日より開幕したNABで、ブルーレイディスクや、HD DVDのオーサリングシステムを発表した。 Blu-ray Disc関連ではブルーレイフォーマットのオーサリングが可能な「Blu-ray Creator」を今夏より発売する。松下電器との協力により開発されたオーサリングソフトで、ブルーレイディスクの映画コンテンツ向けのモード「Blu-ray Disc HDMV」に対応。ビデオディスクの作成が行なえる。 また、DVDオーサリングのワークフローに基づく操作性を実現。最大32のオーディオトラック、ポップアップメニューやフルカラーサブピクチャ、インタラクティブ拡張機能なども利用できる。BDプレマスターの出力機能も搭載している。 HD DVD関連ではプロフェッショナル向けのオーサリングソフト「Scenarist」の最新バージョン「Scenarist HD」を発表。今夏に発売予定としている。 新たにH.264/MPEG-4 AVCやVC-1、MPEG-2などのビデオコーデックや、ドルビーデジタルプラス、DTS HD、MLPなどのオーディオコーデックをサポートしたほか、256のサブタイトルや最大48個のボタン作成などに対応する。従来のScenaristの操作性とユーザーインターフェイスを踏襲しているため、「DVDからのスムーズな移行が可能」という。 また、両ソフトウェアに採用予定のHD対応H.264/MPEG-4エンコーダ「HDシリーズ AVCエンコーダー」も発表された。HD DVDとブルーレイディスクの仕様に準拠し、High ProfileやLever 4.1 AVC HCストリームのH.264エンコードが可能。また、CBR/VBRの選択が行なえるほか、セグメントベースの最エンコード機能も搭載し、フレーム単位での最適化が行なえる。 非圧縮4:2;2、10bit AVI、Quicktimeなどのソースファイルに対応。DTS HDやドルビーデジタルなどのオーディオコーデックもサポートしている。Scenarist HDとBlu-ray Creatorからシームレスに利用できるという。 □ソニックソルーションズのホームページ (2005年4月19日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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