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日立、映画「宇宙戦争」とAV製品のタイアップキャンペーン
-プラズマTVを中心に数十億円規模で展開


TM &(c)2005 Dreamworks L.L.C.
(c)2005 Paramount Pictures.
(c)2005 United International Pictures.

4月21日発表


宇宙戦争
TM &(c)2005 Dreamworks L.L.C.
(c)2005 Paramount Pictures.
(c)2005 United International Pictures.

 株式会社日立製作所は21日、同社のデジタル家電製品と、6月29日に公開される映画「宇宙戦争」とのタイアップキャンペーンを、5月1日から8月31日まで展開すると発表した。

 テレビや雑誌、新聞などで同映画の映像を使用して、プラズマテレビやDVDカムといった製品のCMなどを展開する。

 「宇宙戦争」(原題「War of The Worlds」)は、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演の映画。H.G.ウェルズの小説が原作で、パラマウント映画が製作し、日本配給はUIP。6月29日に全世界一斉公開される。

 エイリアンの侵略により、人類がかつてない恐怖に陥れられるというストーリーで、映画の中にも日立製のプラズマテレビ、DVDカムなどのデジタル家電が使用されているという。


日立製作所 執行役常務コンシューマ事業統括本部長の立花和弘氏

 会見の中で、日立製作所 執行役常務コンシューマ事業統括本部長の立花和弘氏は、「プラズマテレビやDVDカムなどの製品を連続投入しながら、今までよりもグローバルなセールス展開が必要」とし、「世界最高峰の映像エンタテインメントの作り手であるスピルバーグとトム・クルーズのイメージは、映像に徹底的にこだわる日立の戦略とリンクする」と今回のタイアップの理由と説明した。

 また、同社のコンシューマ事業統括部企画本部長である中村晃一郎氏は、「数十億円規模で展開する今回のキャンペーンは、約100年の歴史の中でも初めて」とし、今後プラズマの市場として見込まれるアメリカをメインに、日本、ヨーロッパ、アジアの世界28カ国で展開するとした。


左から日立製作所 コンシューマ事業統括本部企画本部長の中村晃一郎氏、立花氏、パラマウント映画 上級副社長のジョアンナ・ジョンソン氏、UIP社長兼CEOのアンドリュー・クリップス氏

 キャンペーンのキャッチコピーは、「世界をドキドキさせる映像が好きだ」。パラマウント映画 上級副社長のジョアンナ・ジョンソン氏は、今回のタイアップにあたり、「作品のメッセージと、日立製品の姿勢に共通するものがあり、この話は比較的スムーズに進んだ」と語った。

 また、立花氏は同社のブルーレイ製品戦略について、2006年春にPCドライブを発売し、同年中にはレコーダを発売する見込みであることも明らかにした。

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□パラマウントのホームページ
http://www.paramount.com/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/04/0421.html
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050328/hitachi.htm

(2005年4月21日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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