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ヤマハ株式会社は、DVDビデオ/DVDオーディオ/SACDの再生に対応したユニバーサルプレーヤー2モデルを7月上旬より発売する。HDMI/i.LINK搭載の上位モデル「DVD-S2500」とDivX再生に対応した「DVD-S657」が用意され、価格はDVD-S2500が105,000円。DVD-S657はオープンプライスで、店頭予想価格は21,000円前後の見込み。 ■ DVD-S2500
HDMI/i.LINKを搭載したユニバーサルプレーヤー。ボディカラーはゴールドで肉厚のアルミフロントパネルの採用により、「シンプルで重量感あるデザインとした」という。 DVDビデオ/DVDオーディオ/SACDの再生に対応するほか、CD-R/RWに記録したMP3やJPEGファイルの再生が行なえる。エントリーモデルのDVD-S657でサポートしている、VRモード記録したDVD-RWやDivXの再生には対応しない。 ビデオDACはアナログ・デバイセズ製の12bit/216MHz。ファロージャのDCDiの採用により、画面のちらつきやジャギーノイズを低減している。PALにも対応し、NTSC/PALのプログレッシブ化が可能。オーディオDACは24bit/192kHz。 また、HDMI端子を搭載し、DCDiによる480p/576p/720p/1080iアップスケーリング出力にも対応。なお、HDMIはオーディオ伝送には対応しないHDMI Ver.1.0となっている。そのほかの映像出力はD2×1、コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1。音声出力はi.LINK×2のほか、光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ音声(2ch)×1、5.1chアナログ出力×1を装備する。 消費電力は33W。外形寸法は435×314×100mm、重量は5.6kg。電源ケーブルは大型インレットタイプを採用する。リモコンが付属する。 ■ DVD-S657 ユニバーサルプレーヤーのエントリーモデル。DVDビデオ/オーディオやSACDに加え、DVDレコーダなどで作成したVRモード記録のDVD-RWやDivXを記録したディスクの再生が可能となっている。また、MP3/WMAやJPEGファイルを記録したCD-R/RWにも対応する。
ボディカラーはゴールドとシルバーが用意される。ビデオDACは12bit/108MHz。3-2プルダウンプログレッシブ回路などを搭載し、NTSC/PALプログレッシブ出力が可能。オーディオDACは24bit/192kHzで、音楽CDの再生時にサンプリング周波数(44.1kHz)を最大176.4kHz(4倍)にまでアップサンプリングした後にD/A変換を行ない、変換精度を向上させるCDアップサンプリング再生機能も装備している。 映像出力はD2×1、コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1。音声出力は光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ音声×1、5.1chアナログ音声×1。消費電力は14W。外形寸法は435×310×51mm、重量は2.6kg。 □ヤマハのホームページ (2005年4月21日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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