オリコン、音楽配信サービスにATRAC3plusを導入 －9月めどに全曲をWMA/ATRAC3plus両対応に

5月26日発表

ATRAC3plus対応のネットワークウォークマン「NW-H5」(左端はソニースタイルオリジナルモデル「NW-HD5H」)

　オリコン株式会社は27日、同社の音楽配信サイト「ORICON STYLE」で配信する楽曲について、従来のWMAフォーマットに加えてATRAC3plusも新たに採用することを発表した。

　従来、ORICON STYLEではWMA形式でのみ楽曲を入手できたが、今回の導入により、ダウンロードの際にWMA/ATRAC3plusのいずれかをユーザーが選択できるようになる。2005年9月をめどに、現在配信されているすべての楽曲をATRAC3plusにも対応させるという。

　同社では、導入の理由を「ATRAC3plus形式対応のネットワークウォークマンなどのユーザーが急速に拡大したため」とし、「サービス拡大によりユーザー数や楽曲ダウンロード数の増加が期待できる」としている。

　ATRAC3plusはソニーのオーディオ圧縮コーデックで、ATRAC3よりも圧縮率を高め、低ビットレートでの高音質化を図っている。

□オリコンのホームページ
http://www.oricon.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.oricon.jp/news/data/ATRAC.pdf
□ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/
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(2005年5月27日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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