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ソニー株式会社は、流体動圧軸受け(S・FDB)を搭載したAV製品向けの120mm径のFANモータ「AIRFLEX(SFF21B)」を6月下旬よりサンプル出荷する。サンプル価格は1,000円。
また同時に、流体動圧軸受けとして、外径8mmの「SFF12AB」と、4mmの「SFF13AB」もサンプル出荷される。サンプル価格は8mmが300円、4mmが400円。 SFF21Bは、デジタルAV機器向けのファンモータ。ボールベアリングを廃し、独自の流体動圧軸受けの搭載と、流体解析により乱流を低減した翼設計で、低騒音かつ長寿命を実現したという。従来発売製品に比べ、製品実装時で約3dBの静音化を図ったほか、耐衝撃性もボールベアリング利用時の約5倍に高められている。 デジタルAV機器の高機能化、高画質化が進む中で、CPUや表示デバイスの発熱が大きな課題になっていることから開発された。すでにソニーのフルHD液晶テレビ「QUALIA 005」で搭載しているが、今後はファンモータの外販も行ない、デバイスビジネスの発展を目指す。 定格電圧は12V、定格電流は150mA、回転数は1,500rpm。最大風量は毎分1.68m3、最大静圧17.0Pa、騒音は29dBA。外形寸法は120×120×25mm、重量は156g。 □ソニーのホームページ (2005年6月6日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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