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株式会社東芝は、地上/BS/110度CSデジタルチューナを搭載した液晶テレビ「液晶 beautiful “face”」の新モデルとして、42V型の「42LC100」と、20V型の「20LC100」の2モデルを追加。7月上旬より順次発売する。 faceのエントリーモデル「LC100」シリーズの新モデルで「42LC100」が7月上旬から、「20LC100」が7月中旬から発売される。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は42LC100が53万円前後、20LC100が17万円前後。 今回の2モデル追加により「LC100」シリーズは42/37/32/26/23/20型の6モデルのラインナップとなる。 ■ 42LC100
1,366×768ドットのIPSパネルを搭載した42V型液晶テレビ。輝度は500cd/m2、視野角は上下左右178度。 地上/BS/110度CSデジタルチューナと、地上アナログチューナを搭載。64bitのCPUと、Linux OSを使った映像処理システム「デジタル新頭脳メタブレイン」を搭載し、画素の明るさを解析し、リアルタイムに最適なガンマ補正を適用する「ヒストグラム・ダイナミックガンマ」や、記憶色を再現するという「カラーイメージコントロール」などに加え、モスキートノイズを低減する「MPEGノイズリダクション」、「エンコードクロスカラー・リダクション」、「MPEGカラースムーサー」などの機能を内蔵する。 スピーカーはアンダースピーカー型で、アンプ部出力は10W×2ch。新たにオンキヨー株式会社と共同開発した「ジェットスリットスピーカー」システムを搭載する。メインマグネットに磁束密度の高い「ストロンチウム・フェライトマグネット」を採用した6×12cmのユニット×4と3.3cm径のユニット×2を装備。これらのユニットからの音を前面板で圧縮し、高さ約1.5cmのスリット開口部から外部に放出することで、キレのよいダイナミックな音を再生するという。また、SRS WOWも内蔵している。 インターフェイスは「faceネット」を採用。Ethernet端子を備え、電子番組表(EPG)はデジタル放送用EPGに加え、地上アナログ放送用にインターネット経由で利用するiNETを使用。文字サイズの切り替えや、高速ページ切り替え、キーワード・ジャンル検索なども行なえる。 また、同社のハイブリッドレコーダ、RDシリーズとの連携機能「テレビdeナビ」も搭載。LAN接続されたテレビdeナビ対応RDシリーズの録画予約がテレビから行なえる。i.LINK端子は備えていないが、USB端子を用意しており、デジタルカメラなどとダイレクトで接続し、JPEG形式の静止画を表示できる。USBキーボードも接続可能。 入力端子として、D4×1、S映像×2、コンポジット×3、アナログ音声を用意。デジタル放送の出力端子にはS端子、コンポジット映像、アナログ音声出力を用意を装備する。ほかにもヘッドフォン端子やUSB、Ethernet端子、モジュラー端子なども各1系統用意する。 左右15度の首振り機能も搭載。消費電力は255W。スタンドを含む外形寸法は104.4×35.2×75.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は35.8kg。 ■ 20LC100
1,366×768ドットのIPSパネルを搭載した20V型液晶テレビ。輝度は500cd/m2、視野角は上下左右178度。地上/BS/110度CSデジタルチューナと、地上アナログチューナを装備する。 42LC100と同様に、「デジタル新頭脳メタブレイン」を搭載し、「ヒストグラム・ダイナミックガンマ」や、「カラーイメージコントロール」などの高画質化機能を装備する。専用インターフェイスの「faceネット」を備え、デジタル放送用EPGに加え、地上アナログ放送EPGをインターネット経由で取得するiNETも搭載する。RDシリーズとの連携機能「テレビdeナビ」も備えている。 4cm径のスピーカーを4基搭載し、アンプ部出力は3W×2ch。入力端子は、D4×1、S映像×1、コンポジット×3、アナログ音声を用意。デジタル放送の出力端子には、コンポジット映像、アナログ音声出力を用意。ヘッドフォン端子やUSB、Ethernet端子、モジュラー端子なども各1系統装備する。 左右15度の首振り機能と前後5度のチルト機能を装備。消費電力は106W。スタンドを含む外形寸法は53.8×25.1×44.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.9kg。 □東芝のホームページ (2005年6月8日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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