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Wolfson Microelectronicsは20日、DVカメラやワイヤレスマイクなど、録音機能を搭載する機器での利用を想定したモノラルADコンバータ「WM8950」とステレオADコンバータ「WM8951」を発表した。サンプル出荷は既に開始している。 WM8950は、差動型/シングルエンド型のマイクに対応するモノラルADコンバータ。マイクのプリアンプを内蔵し、外部の部品を削減できるという。 デジタル間引きフィルタとともに使用されるΣ⊿コンバータを内蔵し、サンプルレート8~48kHzをサポートする製品が実現可能。フィルタのオプションとして、ウィンドノイズなどの外部ノイズを低減する、プログラムが可能な高域フィルタなども備えている。 また、無線伝送用の圧縮/伸長にA-lawやμ-lawフォーマットが利用可能。4x4mmのQFNパッケージを採用し、3V電源で動作可能。S/N比は3.3V時で90dB。 WM8951は、1.42Vのデジタル電圧と1.8Vのアナログ電圧で動作可能なステレオADコンバータ。シリアルオーディオ用と、2/3無線制御用のインタフェースを備える。 S/N比は3.3V動作時で90dB、1.8V時で85dBとなる。サンプルレートは8~96kHzをサポートする。5x5mmのQFNパッケージを採用している。
□Wolfsonのホームページ(英文) (2005年6月20日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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