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パイオニア株式会社は22日、東京大学先端科学技術研究センター(RCAST)とデジタル家電の分野で共同研究を行なってきた「産学連携プロジェクト」を強化し、次世代ユーザーインターフェイスの開発と製品化に取り組むことを発表した。 研究内容は、「次世代リモコンの基盤技術および研究開発」、「次世代GUI技術」、「次世代ネットワークAVシステムの統合コントロール環境」の3テーマ。 同社の研究者とRCASTの情報系研究者が連携し、「人間中心デザインアプローチ」をキーワードに研究を進め、新製品に研究成果を搭載する。研究期間は約3年間で、その後の継続については改めて協議を行なう。 両者は、5月発売のDVDレコーダ「DVR-530H」、「DVR-555H」において、共同で開発したGUIを採用。ユーザーからも操作性の向上に関して高く評価されたとしている。
「産学連携プロジェクト」は、先端技術の製品化と学術的研究の発展、人材育成を目的としたもので、社会におけるデジタル・ディバイドの低減に貢献する連携を目標としている。 □パイオニアのホームページ (2005年6月22日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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