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株式会社アイ・オー・データ機器は29日、ネットワーク機能を備えたDVDプレーヤー「AVeL LinkPlayer」の最新ファームウェアを公開した。6月下旬に発売される最新モデル「AVLP2/DVDG-2」(27,720円)、および「AVLP2/DVDLJ-2」(24,675円)の機能を、従来モデルでも利用できるようになる。
ファームウェアバージョンアップの対象となるのは「AVLP2/DVDG」、「AVLP2/DVDLJ」、「AVLP2/G」の3モデル。同ファームウェアを適用することで、新モデルと同様にDLNAに対応するほか、Windows Media DRM10と、Windows Media Audio 9 Proの再生もサポートする。 DLNAに対応することにより、デジオンの「DiXiM」など、DLNAガイドラインに準拠したサーバーソフトをPCにインストールすることで、それらのサーバーにLinkPlayerからアクセスしてサーバー上のコンテンツの再生が可能となる。 また、Window Media DRMのサポートにより、DRM付きでインターネット上で配信されているコンテンツをダウンロードして、LinkPlayerから再生可能できる。なお、WMA9 Proフォーマットの再生もサポートするが、出力はアナログのみとなっている。 そのほかには、スライドショー表示時における、画面の切り替わり効果が変更された。なお、アップデート項目は3モデル共通だが、AVLP2/DVDLJとAVLP2/DVDGに関しては、音楽CDの再生中にノイズが発生する不具合も修正されている。 ファームウェアの更新はネットワーク経由で行なわれる。各モデルのセットアップ画面から、「ファーム更新」、「ファームウェアの点検」を選択するとアップデートが開始される。
■ AVeL Link Advanced Serverもアップデート また、6月10日にはLinkPlayer向けのサーバーソフト「AVeL Link Advanced Server」のアップデータも同社のサポートページに公開された。バージョンは2.31。同アップデータを適用することで、動画ファイルをMPEG-2形式にトランスコードする際、入力画像を「BottomFieldFirst」とするか、「TopFieldFirst」とするかを設定するチェックBOXが追加される。
また、一部のセキュリティソフトと組み合わせて動作させると、ランタイムエラーが発生する不具合も修正されている。
□アイ・オー・データのホームページ
(2005年6月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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