日立、HDMI端子搭載の37/32/26V型液晶「Wooo」 －デジタルWチューナ/HDDレコーダ搭載モデルも

8月中旬発売

　株式会社日立製作所は、フラットパネルディスプレイ「Wooo」シリーズの液晶モデルを一新。8月中旬より順次発売する。37/32/26V型の3サイズをラインナップし、37/32V型には160GB HDDレコーダ搭載モデルも用意する。

W37L-HR8000

　全モデルでIPS系のパネルを採用。パネル解像度は全モデル1,366×768ドット、コントラストは37型が800:1、32型が880:1、26型が600:1。輝度はすべて500cd/m²、コントラストは視野角は176度。

　画像処理エンジン「Picture Master」も、PDPと同様に輝度信号に加え、色情報の解析を行ない最適化する新バージョンに更新。より高度な階調補正や色補正が可能となり、「奥行き感ある映像を実現する」という。

　32V型では、受信映像と映像のフレーム間に映像を入れる「スーパーインパルス表示」や、バックライトを瞬間的に消灯させる「バックライトブリンク」を搭載し、動画応答性能を大幅に向上させた。

W32L-HR8000	W26L-HR80

32V型はスーパーインパルス表示やバックライトブリンクなどで応答性を向上

　チューナは、地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログを搭載。160GB HDDレコーダ内蔵の「W37L/W32L-HR8000」では、デジタルチューナを各2系統装備している。HDDレコーダモデルでは、タイムシフト再生や裏番組録画などが可能。また、0.8倍速のゆっくり再生機能も備えている。リモコンは新開発の液晶付きタイプで、PDPの8000シリーズと共通。

　37/32V型は、HDMI入力×2、D4入力×2、S映像入力×3、コンポジット入力×4、i.LINK(DV入力対応)×2、モニター出力×1、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×1、Ethernet×1、ヘッドフォン出力×1、電話回線接続端子×1、IRコントローラ×1、拡張端子×1を装備する。静止画表示用のSD/MMCスロットも備えている。

　26V型はHDMIやi.LINK、SD/MMCスロットが省かれており、D4入力×2、S映像入力×3、コンポジット入力×3、アナログRGB入力×1、光デジタル音声出力×1、Ethernetなどを装備する。

　スピーカーは、サイドスピーカー型で総合出力は20W。37/32型ではSRS WOWやBBE、TruSurroundを装備、26型ではSRS WOWを内蔵する。消費電力/消費電力量は「W37L-HR8000」が225W/274kWh/年、「W37L-H8000」が195W/224kWh/年、「W32L-HR8000」が190W/248kWh/年、「W32L-H8000」が160W/198kWh/年、「W26L-H80」が134W/189kWh/年。

　外形寸法は、37型が940×119×657mm(幅×奥行き×高さ)、重量は27.1kg(HR)/25.8kg(H)。32型が813×114×584mm、重量は22.1kg(HR)/20.8kg(H)、26型が662×103×463mm/18kg。37V型はオプションのスイーベルスタンド「TP-4237WST(37,800円)」と、ラック「TP-LSR3751(99,750円)」をラインナップ。32V型はスイーベルスタンドを標準装備している。

□日立製作所のホームページ
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□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/07/0711.html
□製品情報
http://av.hitachi.co.jp/tv/wooo8000/lcd/index.html
□関連記事
【7月11日】日立、HDDレコーダやWチューナを内蔵したPDP「Wooo」
－「メガピクセルALISパネル」搭載で業界最高輝度を実現
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050711/hitachi2.htm

(2005年7月11日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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