アイ・オー、初のDLNA正式対応LAN接続HDD －容量250GB。2GB超のファイル再生にも対応

8月下旬発売 標準価格：36,540円

　株式会社アイ・オー・データ機器は、DLNAに正式対応した250GBのLAN接続HDD「HDL-AV250」を8月下旬より発売する。価格は36,540円。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP/NT 4.0 SP4以降と、Mac OS 8.1～9.2.2、Mac OS X 10.1～10.3。

　DLNAガイドライン「「Home Network Device Interoperability Guidelines v1.0」に正式対応した250GBのLAN接続HDD。DLNA準拠のプレーヤーとLAN接続し、HDD内の映像や音楽などのファイル再生が行なえる。バッファローが7月下旬にDLNA対応予定の「HS-DGLシリーズ」を発売するが、正式対応のモデルは初となる。

　同社のネットワークメディアプレーヤー「AVeL LinkPlayer」とDLNAサーバーとして接続した場合は、2GBを超えるファイルの再生も可能。また、「Wake On LAN」機能により、AVeL LinkPlayerからHDL-AV250を起動することも可能。

　対応するAVeL LinkPlayerは、「AVLP2/DVDG-2」、「AVLP2/DVDG」、「AVLP2/DVDLJ-2」、「AVLP2/DVDLJ」、「AVLP1/DVD」、「AVLP2/G」。なお、同時にアクセス可能なAVeL LinkPlayerは2台までとなっている。

　SH-4 267MHzのCPUと、Ultra DMA/133転送を採用。転送速度は最大94.5Mbps(FTP転送時)となる。

　USBポートを2基搭載し、USBプリンタの共有(Windowsのみ)や、USB HDDの増設が可能。FAT32フォーマットのHDDにも対応する。なお、FATフォーマットで増設した場合、専用フォーマットと比べて以下の点が異なる。

	専用 フォーマット	FAT32
ネットワークからの 読み込み/書き込み	○	読み込みのみ
共有フォルダの 作成	○	×(ディスク全体で共有)
共有フォルダの アクセス権限設定	ユーザー/グループ	ディスク全体の 公開/非公開
PCとUSBで 直接接続	×	○
HDL-AV250への ホットプラグ	×	○

　そのほか、同社USBフラッシュメモリ「EASYDISK」のデータや、対応するデジタルカメラの写真などを自動でコピーする設定も可能。簡易FTPサーバ機能も備える。

　バックアップ機能では、Windows 2000/XPのバックアップに対応するほか、オートバックアップソフト「EasyServer LE」の無償ダウンロード対象製品となっており、同ソフトの利用が可能。

　インターフェイスはEthernet×1と、USB×2。外形寸法は約38×265×131mm(幅×奥行き×高さ) 、重量は約1.4kg。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2005/07/hdl-av.htm
□製品情報
http://www.iodata.jp/prod/storage/hdd/2005/hdl-av/index.htm
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(2005年7月29日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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