ライブドア、WMV9 HD対応のビデオ編集ソフト －エフェクトやトランジションをタイムライン上で編集可能

8月26日発売 標準価格：13,440円 　　　　　　 6,279円(アップグレード版)

編集画面

　株式会社ライブドアは、Windows Media Video 9 HD(WMV9 HD)対応のビデオ編集ソフト「Movie X HD Power Effect Edition」を8月26日に発売する。価格は13,440円で、「Movie X2 Standard版」からのアップグレード版は6,279円。対応OSは、Windows 2000/XP。

　2004年4月発売の「Movie X2 Standard版」(8,190円)に機能拡張プログラムを追加したパッケージ。新たにWMV9 HDフォーマットの入出力に対応した。最大1,920×1,080ドットの読み込み/編集が可能。出力は1,280×720ドットまでとなる。

　対応する動画フォーマットはMPEG/WMV/WMV9 HD。新たに、QuickTime DVの入力や、FLI/FLCの出力にも対応した。また、音声フォーマットではOgg Vorbis入力に対応した。

複数の編集内容を自動でレンダリング可能

　Movie Xシリーズは、リアルタイム編集に対応したビデオ編集ソフトで、英国BBC放送のオンデマンド放送システムにおけるフロントエンド編集プログラムとして開発されたという。

　リアルタイム編集のほかに、複数の編集内容を自動レンダリングできるバッチエンコーダや、Flashアニメーション出力機能も搭載。

アニメーションカーブ

　また、動画/音声のエフェクト/トランジション/オブジェクトなどのパラメータをタイムライン上で調整できる「アニメーションカーブ」を搭載。タイムラインに沿って効果の強弱を示すカーブを調整するだけでポジションごとの効果を調整可能。

　さらに、同梱する簡易DVDオーサリングソフト「Burn DVD」は動画編集後に自動で起動し、オーサリングから書き込みまでを連携して行なえるようになった。

　動作環境はPentiumIII 800MHz以上のCPUと512MB以上のメモリだが、HD編集を行なう場合はPentium 4 2.8GHz以上のCPUと1,024MB以上のメモリを推奨している。

□ライブドアのホームページ
http://www.livedoor.com/
□ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=741
□製品情報
http://pro-g.livedoor.com/moviex/
□関連記事
【2004年4月9日】ライブドア、HDTV出力対応ビデオ編集ソフト「Movie X2」
－最大4,000×4,000ドットの出力が可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040409/livedoor.htm

(2005年8月1日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.