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エスケイネット株式会社は、PCカード型のキャプチャカード2製品を8月6日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、ハードウェアMPEGエンコーダを搭載した「MonsterVR Mobile V」が15,800円前後、ソフトウェアエンコードでTVチューナを内蔵した「MonsterTV Pocket V」が10,800円前後の見込み。
■ MonsterVR Mobile V Type 2 PCカード型のキャプチャカード。松下電器製のハードウェアMPEGエンコーダ「MN85572」を採用しており、最大720×480ドット/6MbpsのMPEG-2形式でキャプチャが行なえる。また、JPEG/BMP形式で、最大800×600ドットの静止画キャプチャも可能。 チューナは搭載していないが、キャプチャ用のソフトウェアはスケジュールマネージャーによる予約録画に対応。ビデオデッキやCATVのSTBなどと連携させれば、留守録も行なえる。 また、動画編集ソフトの「movieFOLiO」を同梱。編集した動画をAVI、MPEG-1/2、WMVに加え、XVD形式にも変換できる。さらに、オーサリングソフトの「DVD Expert」、VRフォーマットのDVD-RW/RAMの編集やVRフォーマットの書き込みに対応したソフト「DVD-VR」も付属している。 付属ソフトの対応OSはWindows 2000/XP。入力端子はコンポジット、S映像を各1系統、アナログ音声(RCA)を2系統装備。
■ MonsterTV Pocket V VHF/UHF/CATVチューナを内蔵したテレビキャプチャカード。インターフェイスはType 2で、Cardbusに対応。外部電源を使わずに駆動できる。なお、ハードウェアMPEGエンコーダは備えておらず、キャプチャはソフトウェアで行なう。 MPEG-1/2とWMV9でのキャプチャが可能で、MPEG-1は1.15Mbps、MPEG-2は720×480ドット/9.5Mbps、WMVは320×240ドット/2.5Mbpsまでの録画に対応。PCのディスプレイでテレビの映像を綺麗に表示するためのプログレッシブフィルタ(ディスケーラ)も利用できる。 録画ソフトはiEPGを使った録画予約に対応しており、PCの省電力機能もサポート。スタンバイ、および休止状態から復帰させ、録画後にPCをシャットダウンさせることができる。また、タイムシフト再生にも対応している。 静止画キャプチャは最大800×600ドットのJPEG/BMP形式で可能。「2フレーム動き補正高画質キャプチャ機能」を利用し、綺麗な静止画保存が行なえるという。そのほかのバンドルソフトはMonsterVR Mobile Vと共通、動画編集ソフト「movieFOLiO」、オーサリングソフト「DVD Expert」編集・書き込みソフト「DVD-VR」も付属している。
入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声(RCA)を各1系統用意。専用リモコンやAVケーブルなども付属する。
□エスケイネットのホームページ
(2005年8月2日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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