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株式会社ディーティージャパン(DTJapan)は、同社が販売している盤面の真っ黒なDVDメディア「DVD black」が、邦楽のDVDとしては初めて、8月3日に発売されたスピッツの「ソラトビデオ4」(UPBH-1170/3,500円)に採用されたと発表した。 DVD blackは、片面一層のDVDの基盤に通常使用されるポリカーボネートに特殊加工を施すことで、黒い盤面を実現したDVDディスク。通常のレーベルと比べ、コントラストのある印刷が行なえるほか、ディスク外周から内周部までのすべてを黒色に統一できるなど、デザイン的な付加価値があるとしている。 同社はスピッツがDVD blackを採用したことについて「彼らの持つオリジナルな世界観をDVDの盤面でも表現することに成功した」と説明。また、「音楽ソフト市場が縮小している現状においては、メディア自体が個性を持ち、コピーされないユニークなツールとして付加価値を高め、消費者の購買意欲を高めることが望まれている」としている。
同社は今後も、音楽ソフトだけでなく、映画ソフトや、黒の高級感を活かして販促ディスクやプレミアム商品、雑誌の付属DVDなどでの展開を予定。初年度に約100万枚の製造を見込んでいるという。
□ディーティージャパンのホームページ
(2005年8月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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