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カノープス株式会社と日本放送協会(NHK)は5日、共同でMPEG-2 LongGOP 50Mbpsに対応したHDノンリニア編集機を開発したと発表した。
編集機は、3月に発表された「CWS-HD」をベースに開発された。CWS-HDではLongGOP圧縮のビットレートが25Mbpsだったが、開発された編集機では50Mbps記録に対応した。 LongGOPデータを1,920×1,080ドットのフルハイビジョン解像度でネイティブ編集可能。編集効果はリアルタイムに処理され、PC画面などに出力できる。 両者は、開発によって2件の特許を出願した。1つは、複数映像の同時合成や、特殊効果を付加する際などに処理解析を自動で行ない、再生時に対象範囲のみを簡易表示するプロキシ画像に切り替える技術。もう1つは、複数のLongGOPデータを効率よく処理するためのキャッシング技術。 また、CWS-HDに搭載されていたLongGOPの高速処理技術「ハイブリッド・デコーディング・テクノロジー」などの協調動作により、再生時だけでなく、編集操作時にもストレスなく動作するという。 今後は、業務用ハイビジョン光ディスクなどの普及に合わせ、編集機の一般製品化を検討するとしている。 □カノープスのホームページ (2005年8月8日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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