|
株式会社エゴシステムズは、DACを内蔵したモデルや、小型・低価格モデルなど、ヘッドフォンアンプ3モデルを8月下旬に発売する。いずれのモデルも価格はオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。
■ Dr.DAC
24bit/192kHzまでに対応したDACを内蔵したヘッドフォンアンプ。DVDプレーヤーやPC、ゲーム機など、デジタル出力を搭載した機器と接続すれば、手軽に高品位なヘッドフォン再生環境が構築できるという。
DACはAKM製の「AK4395」を採用。114dBのダイナミックレンジを実現している。デジタル入力は同軸と光を各1系統装備。同軸は44.1~192kHz、光は44.1~96kHzまでの入力をサポートする。
また、アナログ入出力も装備。いずれもRCAコネクタで各1系統備えている。ヘッドフォン端子は2系統で、インピーダンスは16~600Ωのヘッドフォンに対応。OPAMP(オペアンプ)はOPA2134/NJM5532を採用。ソケットタイプになっており、交換することもできる。
電源はACアダプタ。また、乾電池で連続約4時間の駆動も可能となっている。外形寸法は140×111×30mm(幅×奥行き×高さ)。重量は540g。
■ DrHEAD HiFi
2003年7月に発売された「DrHEAD」の後継モデル。設計を見直し、高音質にこだわったという製品で、最大の特徴はオペアンプを3基搭載したトリプル構成を採用していること。メイン用としてソケットタイプのOPA2134を1基、サブ用にJRC4580を2基備えている。 インピーダンスは16~600Ωのヘッドフォンに対応。入力はアナログのみで、RCAのステレオを1系統備えている。ヘッドフォン端子は2系統用意し、同時出力も可能。 HiFiとNormalモードの2種類の動作モードを用意。電源はACアダプタだが、充電池も内蔵しており、バッテリー駆動も可能。連続駆動時間はHiFiモードで約8時間、Normalモードで約15時間となっている。充電所要時間は約4時間。
外形寸法は90×90×20mm(幅×奥行き×高さ)で、Dr.HEADと同じだが、カラーリングが従来のレッドから、ホワイトに変更されている。充電池を含む重量は200g。
■ DrHEAD mini
外形寸法30×70×20mm(幅×奥行き×高さ)というコンパクトな筐体を採用したヘッドフォンアンプ。ポータブルオーディオプレーヤーや携帯電話などと接続することで、「音のバランスを保ったまま十分な音量を実現する」という。 入出力端子はいずれもステレオミニで、各1系統用意。ポータブルプレーヤーの出力と、ヘッド/イヤフォンの間に挟むように接続する。インピーダンス16~150Ωのヘッドフォンに対応。S/N比は110dB。
電源は単4電池2本を使用。連続駆動時間は最大30時間。重量は32g(電池含まず)/58g(電池含む)。
□エゴシステムズのホームページ
(2005年8月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|