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社団法人日本レコード協会(RIAJ)は10日、2005年上半期(1月~6月)の有料音楽配信売上実績を公開した。上半期の売上金額は141億6,434万4,000円。協会員42社が、ライセンスまたは販売委託によって配信を行なっている楽曲などについての実績をまとめた。 シングル/アルバム/ミニアルバムなどを合計した「インターネット・ダウンロード」と、オリジナル音源を利用したシングル曲(一部/全曲)にオリジナル音源利用の着メロや関連コンテンツ、定額契約収入を合わせた「モバイル」、モバイル以外の定額契約による「定額契約収入」、「その他」の4項目で集計している。 4月から6月までの実績では、「インターネット・ダウンロード」の回数が104万4,000回で、前期(1月~3月)比94%と減少。金額も2億2,846万3,000円(前期比74%)となっている。 「モバイル」は5,786万8,000回で、前期比113%に増加した。金額も72億7,501万円で同115%。「定額契約収入」は920万2,000円で同102%。 上半期の合計では、「インターネット・ダウンロード」が215万2,000回で5億3,879万3,000円。「モバイル」が1億890万3,000回で135億9,146万5,000円。「定額契約収入」は1,823万4,000円となった。各項目の構成比は「インターネット・ダウンロード」が3.8%、「モバイル」が96.0%、「定額収入」と「その他」が各0.1%。 同協会は統計の公表について、「国内におけるインターネットや携帯電話などによる有料音楽配信市場の拡大と、IFPI(国際レコード産業連盟)による世界レベルでの統計開始に合わせたもの」とし、今後も四半期ごとに公表を行なう予定。 □RIAJのホームページ (2005年8月10日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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