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株式会社アイ・オー・データ機器のPCパーツブランド「挑戦者」は、MPEG-1/2/4再生機能を備えたUSB 2.0の外付け3.5インチHDDケース「Movie Tank II」を9月中旬に発売する。対応OSは、Windows 2000/XP。ボディカラーが白の「SOTO-3.5D/W」と、黒の「SOTO-3.5D/B」2色をラインナップする。価格はオープンプライスだが、直販価格は15,800円。 なお、挑戦者はPCパーツ向けのブランドで、パワーユーザーをターゲットにしている。そのためアイ・オー・データ製品のようなサポートはなく、“自分で問題を解決できる”ユーザー向けのブランドとなっている。
Movie Tank IIは、2004年7月に発売された「Movie Tank」の後継モデル。Movie Tankは、パソコンとUSB接続したパソコンからビデオやオーディオデータを転送し、テレビなどに出力するユニット。HDDは別売で、3.5インチのIDE HDDが内蔵できる。フォーマットはFAT32、NTFSに対応し、マルチパーティションもサポートしている。
さらに、付属のリモコンも日本語表記に変更するなど、同社では、製品コンセプトを「ユーザビリティの向上」と掲げている。なお、本体カラーに合わせた色のリモコンが付属する。 デコーダも、Movie TankのSigma Design製「EM8501」から、「EM8511」に強化。対応する映像フォーマットはMPEG-1/2(最大8Mbps)、MPEG-4(最大4Mbps)、MS MPEG-4 V3。音声フォーマットはMP3、WMA、OGGに対応。JPEGの表示や、音楽を再生しながらのスライドショーにも対応している。 なお、MPEG-4は、16:9や4:3モードもサポートするる。また、DivXの認証は受けていないが、EM8511自体はDivX 6のデコードにも対応している。さらに、DVD-ISO/VOB/IFOの再生も可能。そのほかにも、ファイル検索機能や、壁紙変更機能、M3U形式のプレイリスト再生機能も搭載する。 出力端子はコンポーネント/コンポジット兼用端子、S映像端子、ステレオ音声(ステレオミニ)端子を各1端子装備する。なお、ステレオミニは、サポート外だが光デジタル出力の兼用端子となっている。また、リモコン外部端子も装備しており、車載キットの販売も計画されている。 外形寸法は129×205×45mm(幅×奥行き×高さ)で、従来モデル(119×199×50mm)より奥行きが短く、高さが低くなっている。重量は500g。本体には放熱用のファンも内蔵している。縦置き/横置きに両対応し、縦置きスタンドが付属する。
□挑戦者のホームページ (2005年8月12日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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