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セイコーエプソン株式会社は、データプロジェクタ「オフィリオ」の新モデル「EMP-750」、「EMP-755」を9月上旬より発売する。いずれもXGA解像度の液晶パネルを搭載し、PCレスでプレゼンテーション可能な上位モデル「EMP-755」が365,400円、「EMP-750」が312,900円。
いずれも、0.7型/1,024×768ドットのポリシリコンTFT液晶パネルを採用したデータプロジェクタ。輝度は2,000ルーメン(低輝度モード時1,500ルーメン)、コントラストは400:1。レンズは1.2倍のマニュアルズーム(F1.6~1.8)、フォーカスは手動。レンズは170WのUHE(E-TORL)。 使用後のクールダウンが不要で、電源OFF後にすぐに片付け/収納が行なえる「ワンタッチオフ」機能を搭載。通常のプロジェクタでは、利用後に冷却のため、数十秒から数分程度ファン駆動する必要があるが、ワンタッチオフの採用により、冷却時間が不要となった。 映像入力端子はD-Sub15ピンとS映像、コンポジットを装備。音声入力はステレオミニ×1で、1Wのモノラルスピーカーも内蔵する。電源ONから約7秒で立ち上がる「クイックスタートアップ」を搭載。台形補正機能や入力信号自動検出機能、入力信号自動識別機能、黒板投写用の「黒板モード」などをも搭載する。 EMP-755ではPCカードスロットやUSB端子を装備。ワイヤレスプレゼンテーションやPCレスプレゼンが可能なEasyMP機能を搭載する。無線LANはIEEE 802.11gに対応し、付属のソフトウェア「EMP NS Connection Ver.1.40」を利用して、PCの映像を無線伝送可能となる。 EMP NS Connection Ver.1.40では、画像の伝送効率を向上。最大4台までのプロジェクタに同時送信可能とした。セキュリティ方式としてWEPのほかWPA(TKIP)にも対応する。 また、PCカードスロットやUSB端子を介してメモリーカードを認識。カード上のデータを利用してPCレスプレゼンテーションを行なうこともできる。付属ソフトのEMP SlideMaker2によりPowerPointのデータを独自形式に変換し、PCレスでのプレゼンを可能としている。 外形寸法は276×193×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.8kg(EMP-755)/約1.7kg(EMP-750)。リモコンやソフトキャリングケースが付属する。 □エプソンのホームページ (2005年8月23日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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