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三菱、新0.65型WXGA/DLP搭載のシアター用プロジェクタ
-「LVP-HC900」の後継モデルも発表


左からLVP-HC910、LVP-HC3000
9月10日より順次発売

標準価格:「LVP-HC3000」399,000円
      「LVP-HC910」28万円


 三菱電機株式会社は、ホームシアター用DLPプロジェクタの新モデル2機種を発売する。1,280×768ドットの新DMDを採用した上位モデルの「LVP-HC3000」は11月上旬発売で399,000円。1,024×576ドットのDMDを採用した「LVP-HC910」は9月10日発売で28万円。


■ LVP-HC3000

LVP-HC3000

 新開発の解像度1,280×768ドット/0.65型DMDチップを採用したプロジェクタ。HDMI入力を備えている。外観デザインは下位モデルのLVP-HC900Jや、同時発表されたLVP-HC910と同じだが、カラーリングがシルバーを基調としたものになっている。

 DMDチップへの入射光を最適化するため、レンズの絞りを可変とした電動アイリスレンズを採用。暗部表現の忠実性を高めている。また、オールガラスの高精細レンズを採用したことでコントラスト比4,000:1を実現した。輝度は900ルーメン。

電動アイリスレンズを搭載 マニュアルズームとなっている

 光源として200Wのランプを採用。騒音レベルも低減しており、ファンやカラーホイールホルダ、ランプフィンの形状を見直すことで31dB(ノーマルモード)/26dB(エコモード)を実現した。レンズは、光学1.2倍マニュアルズーム(F2.4~2.6)。

 また、カラーホイールを改善。赤の表現力を高め、「深紅の赤を実現した」という。さらに、回路の駆動方式として高速LVDS(Low Voltage Differencial Signal)を採用。従来のRDRAMから、データの伝送効率を向上させるRLDRAMに変更した。新パネルドライバー「DDP-3020」を採用し、I/P変換回路や画素変換ICを1チップに組み込むことで処理も高速化されたほか、従来8bitだったデジタル処理も10bitに向上しており、より豊かな階調表現力が行なえるという。

カラーデコーダや3次元Y/C分離回路も従来からバージョンアップしたものが搭載されている

 また、上下の黒帯の幅が異なるシネマスコープサイズのソフトに対応するため、不要な部分をカットするシャッター機能と、画面を上下に移動する機能も備えた。同設定は保存することも可能。

 画質調節機能では、ガンマ補正が黒側、中間調、白側の3段階で独立して補正が行なえるようになった。さらに、オーバースキャン率を91%~100%まで、ユーザーが変更できる機能も搭載。DVDに収録されている映像を100%表示できるようになった。

 入出力端子では、HDMI入力を1系統搭載。さらに、プロジェクタの電源と電動スクリーンの開閉を連動させるためのスクリーントリガー端子も備えている。そのほかの映像入力はコンポーネント、コンポジット、S映像、RGB/コンポーネント兼用のD-Sub 15ピンを各1系統搭載。サービス用のRS-232CとUSB端子も備えている。外形寸法は310×245×100mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.9kg。消費電力は280W。

HDMI端子を備えた 付属のリモコンはHC910に付属するものと同じ

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-新0.65型WXGA/DLPチップも発表
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050726/ti.htm


■ LVP-HC910

LVP-HC910

 2004年10月に発売した「LVP-HC900J」の後継モデルで、エントリークラスに位置する。900Jの価格は367,500円だったが、910は28万円に87,500円低価格になっている。

 900Jから変更された点は、ランプが250Wから200Wに変更され、輝度が1,400ルーメンから1,000ルーメンに低下したこと。しかし、ファンノイズは36dB(ノーマルモード)/30dB(エコモード)から、31dB/26dBに低減。消費電力も360Wから280Wに下がっている。また、前モデルで別売だった吸気フィルタ「FIL400」を付属している。

 解像度1,024×576ドットの0.65型DMD(DarkChip2)を採用。コントラスト比は4,000:1。レンズは、光学1.2倍マニュアルズーム(F2.4-2.6)。従来モデルと同様にレンズの絞りを可変とした電動アイリスレンズとなっている。

吸気フィルタを標準で同梱するようになった

 カラーホイールも従来と同様、白色のホワイトパートを追加したものだが、赤の再現性を高めるために、コーティングの設計を見直しており、シネマフィルタを搭載せずに良好な赤が再現できるという。

 ほかにもフィルムソースを変換する2-3プルダウンを搭載し、インターレースの映画ソースにおけるジャギーを低減。10bitカラーデコーダーや3次元Y/C分離回路を備え、映像の分解能やコンポジット接続時の画質が向上している。

背面

 入力端子はHDCP対応のDVI-D端子、コンポーネント、S映像、コンポジットを各1系統、RGB/コンポーネント兼用のミニD-Sub 15ピンを1系統備える。なお、従来モデルに搭載されていたスピーカーや音声入力は省かれた。外形寸法は310×245×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg。

□関連記事
【2004年9月30日】三菱、新カラーホイール搭載のシアター向けDLPプロジェクタ
-コントラスト比4000:1を実現
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040930/mitsu.htm


■ BD-ROM再生可能なプレーヤーを参考展示

展示会の様子

 同日に東京ビッグサイトで行なわれた関係者向けの新製品展示会では、9月22日より発売されるハイブリッドレコーダ「楽レコ」の新モデルなどを中心に、AV機器の展示・説明を行なっていた。中でも、DVR-HE50W/HE10Wが搭載している「ハイライト再生」は、来場者の注目を集めていた。

 また、2005年2月に発売した62V型のDLPリアプロジェクションテレビ「62-DL5」を展示。比較として、7月に北米で発売が開始されたフルHD(1,920×1,080ドット)DMD採用の62V型リアプロを展示していた。価格は日本円で50万円程度。日本での発売は未定。

 さらに、BD-ROMの再生に対応したブルーレイディスクプレーヤーも参考展示している。同社は以前ブルーレイレコーダの参考展示を行なっていたが、プレーヤーの展示は初。デザインはシルバーを基調としたスリムなものを採用しており、モックアップではなく、実働モデル。

楽レコの解説が行なわれ、来場者の多くが参加した 左が北米で発売されたフルHD対応DLPリアプロ LVP-HC910の吊り下げデモも行なわれていた

□三菱電機のホームページ
(8月24日現在、この製品に関する情報は掲載していない)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050819/mitsu.htm
【2月25日】三菱、62V型のリアプロジェクションテレビを発売
-HD2+パネル搭載。大画面を楽しむ「ニューリビング」を提案
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050225/mitsu.htm

(2005年8月24日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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