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ヤマハ、小型化した新「シネマステーション」
-フロントスピーカーとサブウーファでサラウンド再生


10月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 ヤマハ株式会社は、フロントスピーカーとサブウーファで5.1chフロントサラウンドに対応するシアターシステム「シネマステーション S30」を10月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はセンターユニットとスピーカー、サブウーファがセットの「AVX-S30」が5万円前後、DVDプレーヤー「DVD-S30」が2万5,000円前後の見込み。


■ AVX-S30

AVX-S30とDVD-S30

 最大出力35W×6chのアンプを搭載するセンターユニットと、フロントスピーカー、サブウーファのシアターシステム。

 新技術「AIR SURROUND」を採用し、フロントスピーカーとサブウーファで「スイートスポットが広く、包み込まれるような自然なサラウンド感を実現した」という。

 アンプ部はドルビーデジタル/DTS/AACに加え、ドルビープロロジックIIのデコーダ(MOVIE/MUSIC)も内蔵。ヘッドフォン用のバーチャルサラウンドシステム「サイレントシアター」や、突発的な大音量を抑える「ナイトリスニングモード」を備える。

 独自のサラウンドモード「シネマDSP」はMOVIE/MUSIC/SPORTS/GAMEの4モードを搭載する。また、ドルビーバーチャルスピーカー機能も備える。本体は、縦置き/横置きに両対応する。

 音声入力は、光デジタルを2系統、同軸デジタルとアナログを各1系統備える。音声出力はヘッドフォンを1系統。映像入出力は搭載しない。スピーカー端子は専用端子となっており、ワンタッチで付属のスピーカーケーブルを接続できる。

 フロントスピーカーは防磁型の密閉式。ユニット構成は5cm径フルレンジユニット×3で、横長の形状を採用する。再生周波数帯域は100Hz~25kHz。最大入力は35W(×3)で、インピーダンスは6Ω。

AVX-S30のセンターユニット(上)とDVDプレーヤーのDVD-S30(下) 縦置きもサポートする

 サブウーファはA-YST(アドバンスド・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)方式を採用。クリアで伸びのある重低音を再生するとしている。さらに、低音エネルギーを4水平方向に放射する「QD-Bassテクノロジー」も採用。搭載ユニットは16cm径のコーン型ウーファ。出力は50W(6Ω、100Hz、10% THD)。再生周波数帯域は30~200Hz。

 外形寸法と重量は、センターユニットが215×305×70mm(幅×奥行き×高さ)、2.6kg。フロントスピーカーが240×105×80mm(同)、1.4kg。サブウーファが286×289×325mm(同)、8.2kg。専用リモコンが付属する。


■ DVD-S30

 AVX-S30のアンプ部とデザインを合わせた、プログレッシブDVDプレーヤー。DVDビデオのほか、DVD-R/RWの録画したビデオモード/VRモードの再生にも対応する。また、CPRM番組を記録したメディアの再生もサポート。NTSC/PAL変換機能も搭載する。

 音楽CDのほか、MP3やJPEGを記録したCD-R/RW再生も可能。MP3を再生しながら同一ディスク上のJPEGを表示することもできる。

 ビデオDACは108MHz/12bit、オーディオDACは192kHz/24bit。映像出力はD2×1、コンポジット×1。音声出力は光デジタル×1、アナログ出力×1を備える。

 外形寸法は215×315×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.4kg。専用リモコンが付属する。

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://press.yamaha.co.jp/press/news/2005/05082501.html
□関連記事
【2003年7月30日】ヤマハ、デジタルアンプを採用した5.1chシアターセット
-前面パネルにDSPモードダイレクト切り替えボタンを装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030730/yamaha2.htm

(2005年8月25日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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